プロポーカープレイヤーの考え方を学べる本
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The Theory of Pokerは、David Sklanskyによって書かれた、ポーカーの一般的な理論やコンセプトについての本です。
数あるポーカー本の中でも、最も評価が高いポーカー本の1つであり、ポーカーに真剣に取り組んでいるプレイヤーはほとんどこの本を読んでいます。
この本ではホールデムだけではなく、Five-Card Draw、Seven-Card Stud、Five-Card Stud、Razzなどの他のポーカーゲームも使って、ゲーム中の色々な局面で、プロフェッショナルポーカープレイヤーがどのような考え方をしているか詳しく説明しています。
所謂How-To本ではなく、各ゲームの詳しいルールや、どのようにプレイするか等は書いてないので、ポーカーのルールは知っていて、既にポーカーの入門書は読んでおり、ある程度実戦を積んだ人が次に読むべき本です。
The Theory of Pokerの前書きで、Sklanskyは次のように書いています。
”ポーカー初心者は、「この状況ではどうすべきですか?」と質問することがあります。しかし、この質問への正しい回答はありません。何故ならこの質問は間違った質問だからです。ある人はフォールドすべきだと言い、別の人はコールすべきだと言い、またある人はレイズすべきだと言うでしょう。これでは初心者の域を超える事はできません。正しい質問の仕方は、「この状況で自分のアクションを決定する前に、何を考慮すべきですか?」です。The Theory of Pokerは、このような考え方を説明するために、ポーカーのアンティストラクチャーから、最後のカードが配られた後のプレイの仕方までを分析しています。”
Sklanskyが書いているように、The Theory of Pokerはポーカープレイヤーとしての考え方を広げてくれる本です。ポーカーが上手くなりたい人は、読んでおくべきでしょう。
ポーカーの戦略幅が広がる本
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正直、この本を読むまでは、良いハンドが来るまで全然勝負をしない、Sklanskyに言わせるところの「歓迎されるプレイヤ」でした。
しかし、ハンドがないときに、どうやって戦えばいいか、数字を元に解説してくれます。
後半の章にある、絶対に破られないブラフの仕方などは、感動ものです。
おかげで、ゲームのポーカーも、ライブのポーカーも飛躍的に勝てるようになりました。
数学が苦手な人には向きません。逆に、数学がある程度できる人は、この本だけで、確実に稼げるようになります。
ちなみに、私は英語が全く駄目なのですが、スキャナでスキャンして、OCRと翻訳ソフトで読破しました。
それくらいの労力を使う価値があります。
初心者の必読本
★★★★☆
ポーカーを始めるにあたって必ず読んでおかなくてはならない本です。多少読みにくいところはあるけれども、様々なシチュエーションでの基本的思考を学ぶことができる。ただ、その具体的な例が、極端すぎることが多々あるような気がする。
これ一冊では決して十分ではないが、ポーカーで勝ち組になるには避けては通れないものである。
全般的に2+2の出版物は良いものが多い。
High Stakes
★★★★★
A very revealing book that is so easy to read. It is one of the best poker books in the market. Fools Die, Disciples of Fortune are titles, which show that life is a gamble.Revealed a lot about the game.
シリアスポーカープレーヤーのマストリード
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通常のポーカーhow to本であると、各ゲーム毎の個別の 戦略が記されているものだが、この本にはそういうものは ない。(従って、ゲームの解説を期待してはいけない)。 ポーカーのいろいろな局面で現れるパターンに対して、 あるアクションをする理由とその背景を一般化した上で 詳細に記述している。従って上級者向きであるが、この
本をマスターすれば、自分の「思考」の幅を飛躍的に向上 させることが出来る。真面目にポーカーと取り組んでいる 人が一定のスキルレベルになった段階で必ず読むべき本である。但し英文は多少難解かも知れない。