トーナメントで勝ちあがる実践書
★★★★★
著者が実際にあるポーカートーナメントで優勝するまでに参加したハンドを(プリフロップでフォールドしたものを除いて)すべて記録し、何を考えてアクションを起こしたのかを、細かく記録した記録本です。(トーナメント中はICレコーダーに吹き込んでいたらしいです)
ポーカーのテレビ番組では、構成上ぶつかり合いのあったハンドに絞って放映されていて、トーナメントの流れとしては忠実に放映されているとは言いがたいものがあります。実際のポーカートーナメントの流れを感じることができ、中級者の役に立つと思います。
著者はアグレッシブさで有名なプロプレイヤーですが、トリッキーなことはほとんどなく、ハンド、ポジション、チップ量、オッズなどの基礎に忠実にプレイし続けていることがわかります。