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The Fantastic Art of Beksinski (Masters of Fantastic Art)

価格: ¥2,070
カテゴリ: ハードカバー
ブランド: Morpheus Intl
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ベクシンスキーの世界 ★★★★★
書影で虜になった方は是非手にとって頂きたい。
本を開けば瞬く間にベクシンスキーの世界へ誘われる。

孤独な夜の闇に怯えるような…この虚無の世界は、
どこか人間の弱い内面をカタチ創っているようにも思える。
ベクシンスキー自身のリアルな恐怖の写身なのかもしれない。

それでも彼の絵に惹かれるのは恐怖と共に、蒼白い炎のような心地良い熱情を感じるからなのかも。

迫りくるような巨大な建物や、骨と皮だけになった人間の集合体、
キュートでオカルトなグラフィック作品等とベクシンスキーを知るには最適な入門書のような作品集です。

何と言っても、安い!お勧めです。


血が滲み出る様にリアルな感覚 ★★★★☆
 絶望や孤独や悲哀。そういった負の感情から逃げることなく、敢然と向かい合い描きだした作品群にただ圧倒される。
 激情とも呼べる激しい表現には、思わず感情移入させられ、見る者の目頭も熱くさせる。偏面だけを描いた現実逃避的な救いや癒しとは違う。作品には血や涙が通っているかのようで、激しく傷つき、それを今にも流し出さんばかりである。
 そこには、ただ辛く苦しい鬱や暗黒というよりも、その中にあるからこそ確かな物として存在できる、かそけき光や、生命が生きていく意志の様なものが感じ取れる。
 
 特徴としては、専ら下の様な時期の作品を中心に紹介され、白黒期、CG期の作品はそれぞれ1〜数ページと少ない事が挙げられる。
 個人的には、大好きな「荒涼とした大地に熊手の様な形の黒い大樹がそびえる絵」「青空に砕け落ちる団地?の廃墟」「廃墟都市を背景に、大きな口に呑みこまれていく魑魅魍魎」「流星の落ちる夜空の下で、椅子に背中を向けて座り俯く赤いローブの人物」といった辺りの作品が収録されていないのが残念な点だった。この辺で、☆-1
 表紙の「トランペットの男」「赤い荒野で金属の浴槽?に入り合唱する人物」「無数に突きだした岩の上でたき火を囲む人々」「立ち並ぶ棺桶?」「壁に張り付く生物」「黒い犬?を連れた杖をつく人物」「雲立ち上る青空の下、石の東屋?の柱にしがみつく赤」「手を組み口を噤んで、暗闇の中から大きな双眸でこちらを見つめる人物」「峡谷にひしめくヘルメットの骸(兵士?)」「赤いローブの小さな生き物を抱く小柄な人物」といった名画はしっかりと収められている。
剥き出しの個性 ★★★★★
「幻惑的暗黒」

そんな形容がしっくりくる作品を生前、数多く残したポーランド出身の画家Beksinski。

他のレビュアーの皆様と同様、本当に購入して良かった、と思える素晴らしい作品集です。

彼が描いた作品に共通する言語は、間違いなく「死」であり、「終焉」である。
すべての作品にタイトルが付いていないのですが、「死」や「終焉」の先には何も存在し得ないので、あえて付ける必要はないでしょう。さらに、彼の作品群にはそれらの共通言語が存在するので、個々を命名してしまうと、一貫した世界観が崩れ落ちてしまうような気もします。

大学で建築を学び、実際にその業界に従事したことが功を奏したのか、建造物をモチーフにした作品には、取り分け素晴らしいものを感じました。神話に出てきそうな、おどろおどろしく荘厳な雰囲気を醸し出しています。


モダンアートのエッジに立ち続けたBeksinskiの世界に是非、触れてみてください。
凶悪なリアリズム ★★★★★
気が狂っていると形容しておかしく無い退廃的で絶望した世界観。
見れば見るほど飲まれていき、一度より二度、二度より三度と、
回数を重ねるごとに作者の感情を多角的に見ることが出来る。

描写のインパクトをより際立たせる丁寧で計算された高い描写力にも注目。
しまった!! ★★★★☆
やっと買うことが出来ました〜。最高です!!
しかし、この本は『The Fantastic Art of Beksinski (Masters of Fantastic Art S.) 』の豪華版じゃないか!!
知らなかったよ・・・。
通常版持ってるよ。内容同じ。豪華版を先に手に入れてたらこんなに落ち込まなかった。
でもうれしいなあ。買って悔いなし!!