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Court & Spark

価格: ¥622
カテゴリ: CD
ブランド: Elektra / Wea
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Painter-turned-folksinger Joni Mitchell had slipped stark saxophone solos into her prior album, For the Roses, and her singing had often hinted at a capacity for bluesier fare than her guitar- and piano-framed confessional ballads offered. None of those hints prepared fans for this sudden, expansive shift toward a much larger canvas--a sleeker, orchestrated pop style pulsing with jazz elements. Court & Spark found Mitchell casting aside her earth mother affectations and revealing herself as the thoroughly modern, thoroughly complicated woman she is; the songs sustained familiar preoccupations with relationships but replaced courtly settings and naturalistic imagery with recognizably modern locales. Deeply romantic, constantly questioning, classic tracks like the title song, "Help Me," "Free Man in Paris," "Same Situation," and "Raised on Robbery" display a more liberated Mitchell, ready to rumble with unbridled electric guitars (guest Robbie Robertson on "...Robbery"), even willing to poke fun at her own oh-so-sensitive rep with a hip cover of Annie Ross's hilarious "Twisted." --Sam Sutherland
多くの人に勧められる素晴らしいアルバム ★★★★★
 計算されたアレンジで曲のバランスもよく、アルバムとしての完成度はとても高いです。歌い方もこれまでアルバムと意識して変えたように思われます。また、これまでのアルバムでは歌が前面に出すぎてバランス的にどうかと思えるものもありましたが、本アルバムでは他の楽器とうまく溶け込んでいます。
 バックは多くが名だたるフュージョンミュージックで、"Help Me"、"Free Man In Paris"は音楽のテンポもよくぐいぐいと音楽に引きこんでいきます。"Raised on Robbery"もアップテンポですが、彼女のコケティッシュ(?)な歌い方でぐいぐい音楽にのせてくれます。"Twisted"は彼女がジャズもしっかりこなせることを示すものとなっていて、その後の音楽の方向を予感させます。そしてこれらのアップテンプの曲の合間にスローからミドルテンプの曲を配置し、入念なアレンジの下、聴かせる内容となっています。
 多くの人に勧められる素晴らしいアルバムです。
Court and Spark ★★★★★
徐々に音楽の幅を広げつつあった過渡期のJoni Mitchellの興味深いアルバム。SSW的な側面が力量ある演奏に支えられた彼女の初めてのヒット作、Help Meが収録されたアルバム。この曲の西海岸風クロスオーバーなアレンジはその後の(時として孤高な)オンガクの萌芽のような雰囲気。Joni Mitchellはアルバムを通して一定の温度を保つ人。このアルバムはセッションを繰り返しながら(??)作り込んだ沢山のシンプルなフレーズに囲まれて、それでもいつも通り伸びやかに歌うJoni Mitchellの穏やかな決意のようなものが随所に織り込まれている。ような気がする。ノベルティなTwistedがエンディングにサラリと収録されていている所がお気に入り。
まさにスパーーク! ★★★★★
フォークから洋楽に入ったわけではない自分にとってはこれがジョニのマスターピースである。
フォークギター一本で醸し出すからこそジョニはいいのだ、といういう意見もあるかもしれないが、ジョニの、
そのあまりある音楽的な才能はフォークギター一本では納まりきらないような気が自分にはするからだ。

本作では、それまでの作品よりポップであると同時にピアノやエレピやエレキ、ブラスを積極的に用い、
その類稀なる創造性のもとに駆使することによって、その潜在力が遺憾なく放たれた超傑作だ。

「CAR ON A HILL」のブラス〜裏声〜エレキの戦慄きには鬼気迫るものすらある。フォーク
はちょっと、という洋楽ファンにもぜひ聴いてもらいたい最高の一枚。
ポップで軽やか ★★★★★
フォーク一本でやってたジョニですがFor the Rosesからバンドサウンドを取り入れ、これでついにミュージシャンはべらし開始。これまでと違ってフュージョン色が濃くて、ジョニの作品の中でもかなりポップで軽やかなのでこれをジョニ入門にしてもいいかも。売れたみたいだし。ポップつっても女の哀愁みたいなのは相変わらず漂っててて、深みがあるのは当然ですが。しかしここからのジョニはマジ神がかってますね。Court and Spark、The Hissing of Summer Lawns、Hejira、Don Juan's Reckless Daughter。他のミュージシャンが一生かかって辿り着けるか辿り着けないかの境地の作品を毎年連発してます
陰陽あわせ持つ音楽 ★★★★★
ジョニ・ミッチェルの6枚目のアルバム。
blueなどのこれ以前の作品と比べると
アレンジにも軽快さがあり、キャッチーな曲がさらに多いと思います。
商業的に成功した作品だというのも実感できるような
バランスの良いかなり聴きやすいアルバムで
彼女の作品をはじめて聴く人にもすすめやすい1枚では。
helpのような恋愛の高揚感をうたった曲と、down to youのような孤独をうたった曲などなど
人生の歓喜と悲哀そのどちらも鋭く表現されていると思う。
彼女のどのアルバムもそうだけど、このアルバムもリリックが素晴らしいです。
その後の作品に色濃く表れるジャズの色合いが
このアルバムのアレンジにも出てきています。