インターネットデパート - 取扱い商品数1000万点以上の通販サイト。送料無料商品も多数あります。

光さす道の途中で (幻冬舎ルチル文庫)

価格: ¥600
カテゴリ: 文庫
ブランド: 幻冬舎コミックス
Amazon.co.jpで確認
境界線 ★★★★★
大好きな友達にとって一番の存在でありたい。それは相手が大好きであればあるほど、胸をかきむしるような感情として、いつまでも重く自分を縛ります。そんな友情が、涼やかな文体に支えられ、胸を打ちます。主人公の真野はこんな気持ちを独占欲なのか?と悩みながら、説明をつけることができず、葛藤しています。このあたりの描写が本当に巧い!!
真野と高東と栗田の3人の友情が少しずつ変化する中で「相手にとって自分が一番でありたい」相手が同性であろうと異性であろうとそれは理屈や説明であって、感情はそんなものではないと改めて感じさせてくれます。
ネタバレっぽいのですが栗田が亡くなってしまうことで高東の安定感が崩れてしまう場面では本当にはらはらしました。
とても涼やかな話です。桜が散る描写は悲しいと感じさせない話は初めてだったのも付け加えておきます。
切ない三角関係 ★★★★★
今の関係を壊したくない栗田の気持ち、自分の想いを抑え栗田の背中を押す高東、三人の間を漂う張りつめた空気を感じながらも何も出来ず、高東に惹かれる真野のそれぞれの想いの切なさが過ぎ行く季節や様々な出来事を通して綴られています。

そして起こった栗田の事故。
身動きが取れなくなった二人の辛さに何度も泣けてきました。

そんな二人を救ってくれた、栗田がしたためていた一通のメール・・・

後押しされて一歩を踏み出し、互いに苦しみながらも一緒にいることを決めた二人のやり取り、ラストにかけての桜の風景描写が余計に感動と温かさを際立たせているように感じる一冊でした。

おすすめします! ★★★★★
久々に泣きました。
でも最後は納得の終わり方なので安心して大丈夫です。
途中甘々にはもう、うっとり。