この本は買ってからというものずっと使っています。
CDがついているので独学向きだと思います。
　
NHKテレビ中国語会話でやっていたらしいのですが
私が買ったときには終わってました。

初めからストーリーになっていて日本語で読んでも結構面白いです。
例えば仲の良い男女2人が買い物してて
たまたま会った友達に一緒にどう？と誘って
「いや、お邪魔虫になっちゃうじゃない」と返事をしたりと
口語で、非常に使いやすいフレーズばかり。
　
普通のテキストより面白く学べるようにとの配慮が感じられます。
他の中国語のテキストは字体からして読む気失せるものばかりでしたが
これは字体はもちろん構成もかわいいです。

まさに初心者からはじめられるテキストなのですが
一通り勉強した後でもまた見ればまた新しい発見があり勉強になります。
課の文以外にも「ここほれ中級」というコーナーで
チョットひねりのある表現が載っていたり
隙間に「字謎」という中国の漢字クイズってとこでしょうか
そんなのが載っていたり、とにかく内容が濃い！
ほかにも沢山参考書を買いましたがこれほど気に入ったものはありません。
もう表紙の折り目がボロボロですが、まだ手放せません。

初級者向けでこの本より優れた本はないと思う。もし中国語を始めたい、または始めたての人がいて、ある程度教材に投資できるなら（少し値段が高いので）間違いなくこの本を薦めます。内容はＮＨＫ中国語講座のスキットをまとめたものですが、主人公が留学し帰国するまでの出来事、人間関係、心の微妙な変化などが実に細かく描かれていて、まるで小説かドラマを見ているような感覚でした。また、毎回本文のあとにある「KeySentence」で重要表現と類似表現を、「文法レッスン」で細かな文法表現を、「ことばの道草」で中国文化や予備知識を、「ここほれ中級」で一歩進んだ中国語を、学ぶことができ、学習書としても申し分ない仕上がりです。また、著者が相原先生ということもあり、読み物としてもおもしろい１冊になっているので、今でもたまに読み返しています。とにかく素晴らしい１冊。今後この本を超える教材は当分（もしかすると永遠に）出ないのではないでしょうか。

中国語の入門を少々やってから、自習であきずに進められる良い本はないものか、
と探していたところ、この本が目にとまりました。
少々お高く分厚いのですが、ストーリーがあるのがいいです。
先へ進もうという気になります。（サスペンスならもっといいかな？）

入門書や初級用の本を次々と買っては、なんか最後までやる気がしないものが
多いなかで、これならやり遂げられれそうです。

内容は、NHKテレビ番組のために練りに練ったものを、CDつき本として
編集しなおしただけのことはあります。

DVDがあればなあ！！といささか残念ではありますが、CDでガマンしてやっております。
本の「まえがき」につぎのように書いてあります。
【かなりのボリュームになったが、「さまよえる中級者」も、これなら満足してくれるのではないか。】

私が購入した時点で既に番組は終わっていました。しかし、ストーリーが良く内容は充実しています。この本がきっかけで、私は中国語学習を続けられました。今でも時々、学習の壁にぶつかったとき、付属のCD２枚を何度も何度も繰り返して聞いています。主人公の上海に留学してからの揺れる心と、その成長を自らの学習の成長と共感しながら学習できると思います。

上海は魅力があり、活力がある地です。この本を読んで中国語力アップとともに上海の魅力を学ぶことができると思います。力を与えてくれる本です。