相変わらずの科学とSFをネタにしたギャグ本
7冊目にして、まさか科学知識を得る為に役に立つと本気で思っている人が居るとは思いませんが

本書は、あくまでもエンターテイメント
科学的思考に興味を持つきっかけ程度に考えてお読み下さい

ギャグ本と割り切っても
扱われるネタ元に愛は感じられても
リスペクトまで感じられないのが残念

まぁ、ギャグ本にそこまで期待するのも酷でしょうか…

全くもってつまらないですね。一体どういう方々の支持があってこのような本の出版が続いているのかを質問したいです。ネタとなる原作ファンなら気分を害しますし、強引に作中の演出を否定するこじつけの科学理論が勉強になるわけもありません。ちなみにビームサーベルで風呂を作るネタでは勝手に赤外線だのマイクロ波だの設定して危険としていますが、ビームサーベルはプラズマであり単に高熱で雪を溶かしだだけで安全に問題無いと制作陣が最初に議論した上で演出しています。筆者の無知さに笑う本なのかもしれないですが柳田氏のファンはもっと特撮等を愛して欲しいですね、それかまだ山本弘氏の反論本をお勧めします。
尚ハナからネタ本だと言う指摘もありますが柳田氏公式にそうしたコメントや注意書きを見た覚えが無いのだが一体何処に書いてあるのだろう?

早!前巻発売からまだ一年も立ってないぞ、質問がヨッポド多いのか…。
前巻に続いて、解答式で展開する本書にはやはり楽しい疑問が目白押し。
「デスノートで世界を裁く事は出来るのか」「藤谷のペコちゃんの舌問題」「臍で茶を沸かすのと列車を片手で止めるのはどっちが難しい?」「世界の人々が一斉にジャンプ為たら何が起こるのか」等々、大笑い!
しかもに其を柳田さんが真面目に考えて面白おかしく書いている、前人類必読だ‾!
ところで、空想科学研究所から届いた年賀状には「7.5」という文字がありました。
7.5巻出るかな?

今回も、本当に面白かったです☆
子供の頃から疑問だったことを始めそんなこと考えもしなかった〜というようなことまで、読者から寄せられた疑問の数々に　丁寧に（？）答えてくださっています。独特の柳田先生の口調（・・・って言うのかな？）も、漫談を聞いているようで、とっても楽しいです。家族全員で愛読しているシリーズです（＾−＾）