ストレス社会と言われて久しいですが、毎日苦渋の表情で生きている
人たちが沢山いると思います。
この本では、人生を良い顔をつくる工場に喩えて、生産工程に坐る
ことを諭しております。仏門に入ることを考えていなくても、冷静に
なる時間を作る方法を丁寧に記してある書籍です。
禅にまつわる挿話と、禅の方法をまとめた本であり、自分と向き
合って自分を取り戻すには良い本だと思います。
ちなみに、禅は海外でも高い評価を受けておりますが、本の中で
使われている写真の一部が外国人なのは若干違和感がありましたが・・・。