【セブン-イレブンで24時間受取りOK・送料0円!】 著者/訳者名:水谷修/著 岩室紳也/著 小国綾子/著 出版社名:講談社 発行年月:2005年10月 関連キーワード:イイ ジヤ ナイ イインダヨ オトナ ニ ナリタクナイ キミ エ いい じや ない いいんだよ おとな に なりたくない きみ え、 コウダンシヤ コウダンシヤ 2253 こうだんしや こうだんしや 2253、 コウダンシヤ コウダンシヤ 2253 こうだんしや こうだんしや 2253 教師、医師、新聞記者が、それぞれの立場から、また立場を越えて、悩んだり、苦しんでいる子どもたちに、これだけは伝えておきたい心からのメッセージを書きました。 第1章 生きている第2章 悩む力第3章 染められて第4章 求めること第5章 寄り添って第6章 あしたをつくる
率直な題名にすれば良かったのに
★★★★☆
現実の死、AVの嘘、大人と子どもの境目、
性に対する感情及び対処、凶悪な事件の根源、
などを赤裸々に語っています。
新聞やテレビを世間だと思い込んでいる人達の目から
ウロコをはぎ取ってくれる内容です。
水谷さんが最も突っ走っていた時期の対談なので
刺激的な発言が多々あり、仰天しました。
星を5つ以上付けたい内容ですが
題名がぼんやりしていて中身が伝わって来ないのと
台詞の主が文頭ではなく文末に記載され
非常にわずらわしいので星4つ。
もっと貪欲になっていい。そしてもっと生きていい。
★★★★☆
医師・岩室 紳也先生のことを存じていたので、ふと手にとってみた。
これは、自分が何歳であっても、一度は目を通しておくのを私は心底お勧めしたい。
実際に現場に立ち会ったり、自らが関わってきたその体験があるからこそ、言える言葉がある。
体験によって裏打ちされた言葉の重み。読み手はその重みを、しっかりとうけとめるべきだ。断定口調でこんなふうに言うのは気が引けるが、しかし。
かっこ悪くたって何だって、一日一日をどれほど大切にして生きることができるか。それがどれほどに大切な行為であるのか。
読み方、受け捉え方は、千差万別だろうが、それでも、一度は読んでくれ、と、お勧めしたい一冊。
水谷さんの本音がわかる本
★★★★★
夜回り先生こと水谷さんは、色々な思いを抱いていても、本に書く時には、できるだけメッセージを厳選している人だと思う。
だから、本書のように、気心の知れた仲間で実際に集まって話したところから生まれた本のほうが、ずっと本音に近い言葉を拾えるんだろうな。
「死にたい」と自分に訴える若者や子どもたちに、実は水谷さんはどんな複雑な思いを持ってきたのか。
自身では滅多に語らない性について、どのような考えを持っているのか。
水谷さんの本音にこれほど触れられる本はこれまでなかった。
3人の熱い思い
★★★★★
この本を出版してくれてありがとう。
中学生のころ、自分で自分をどうしたらいいのかわからず、歯がゆくて、いつも不機嫌な子だった。一人になると心がパンパンで張り裂けそうでつらかった。そのころにこの本に出会っていたら、もっともっと、いろいろ考えられたのに。心がらくになれただろうに、ちょっと残念。
大人になった今も、心の奥深いところにそんな自分の影をかいま見るときがある。でも、人とも自分とも上手に付き合っていけるようになった。私の周りにはいつも友だちがいてくれたから、一人じゃなかったから。
著者のお三人は青春時代の経験から、これだけは伝えておきたい思いをきちっと投げかけてくれている。三人の熱い思いがあるからこそできた本だと思う。だから、子どもたちの心へ直球で届くのだろう。
じつは、大人だって悩んだり、迷ったりしている。そんなときにもう一度読んでみたくなる本。
まずは知ろうよ
★★★★★
3人の大人(著者)を通して見えてくるたくさんの子供たち。ひとりとして同じ子はいない。かつて子供だったころ、朝晩食卓を囲み、一台のテレビのチャンネルを争う毎日。そんな普通の景色(物質)が急速に変化し、心が追いつかなくなったのはいつからだろう?隣の人が気にならなくなってきたのはいつからだろう?ほんとの優しさを忘れたのはいつからだろうか?…手遅れとあきらめていいのか、見ないことにしていいのか、と考えるきっかけとなる一冊。