私が中学生になった頃、似たような本（？）を母から贈られました。私はそれを日記ではなく、お友達のお誕生日の覚書用に使ったのです。それから３０年以上がたち、その本は中学生から今まで出会った沢山の人のお誕生日で埋められています。時々、ページをめくって、もうどこに住んでいるかも判らなくなったかつての友人の名前を見て、どうしているかなぁと想いを馳せています。
先日、本屋さんでまったく似たようなこの本を見つけました。デイブックとありますが、バースデーブックとしても使えます。しかも娘が赤ちゃんの頃から親しんだ、やまわきゆりこさんの絵が満載されています。これは一生、楽しめる本となります。春には中学生になり、新しい友達ができ、一生の友達もできるであろう娘にプレゼントすることにしました。沢山のお誕生日が記入されることを願って。

「ぐりとぐら」でとにかく有名な山脇さんのイラスト満載の絵本風日記帳。どの年でも使えるように月と日だけが印刷され、カラーページも盛りだくさん。小型のハードカバーなので、書きやすく持ち運びにも便利。

楽しそうに遊んでいる動物やきれいな草花のイラストを見ているだけで、幸せになれる。そして、けっしてネガティブなことは書けない、書きたくないなあ、と思わせる魔法のパワーを備えている。楽しかったこと、おいしかった食べ物、うれしい買い物やプレゼントだけ書き込みたい！　大切な人への贈り物にしても、とても喜ばれそうです。

すべてのページに、その月のイメージに合ったかわいらしい絵が並んでいます。ウサギたちがアイスクリームを食べていたり、家の中で過ごす動物たちなど、見ていてあきません。動物や子供が自然の中で生き生きと暮らしているやまわきさんの絵を見ていると、今日の楽しかったことを書こう！という気にさせられます。小さめの薄い本です。