インターネットデパート - 取扱い商品数1000万点以上の通販サイト。送料無料商品も多数あります。

Persuasion (Oxford World's Classics)

価格: ¥893
カテゴリ: ペーパーバック
ブランド: Oxford Univ Pr (T)
Amazon.co.jpで確認
とても共感 ★★★★★
キーラ・ナイトレイさんの出演していた「プライドと偏見」を見て、ジェイン・オースティンさんにハマりました。同時に「高慢と偏見(上・下)」も購入し読みましたが、訳文は「説きふせられて」が読み易いです。また、1冊で読みきれるのでオススメです。

内容は、かつて婚約しそれを自分から破棄した女性がかつての婚約者と再会するという始まりですが、彼女が感じる様々な葛藤や喜びが内面の叙述と作者の語りによりすんなりと入ってきます。後半では二人の恋のやりとりも楽しめます。ジェインの作品には、例えば思い込みから来る誤解といったものがストーリーに深みを与えます。「プライドと偏見」→「つぐない」→「ジェイン・オースティン‐秘められた恋‐」と映画も観ましたが、「ジェーン・オースティン‐秘められた恋‐」のジェインがトムに会ってするはにかんだ微笑みで表現される喜びが、この「説きふせられて」にもあふれています。
Listen to your heart when you decide to marry ★★★★★
Anne Elliot has been persuaded by Lady Russell to break off her engagement to Frederick Wentworth, a young sailor with neither money nor social rank. Eight years later, Wentworth is back as a successful and wealthy naval officer. Now 27 and still unmarried, Anne realizes her love for Wentworh remains unchanged. But Wentworth, angry and unforgiving, gives Anne the cold shoulder and starts dating around to find a wife.

What Jane Austen deals with is a little world of English middle-class life in the nineteenth century. Nothing spectacular happens in her stories, but her insight into character, ironical humor and keen observation are unequaled, which makes her novels really entertaining.
愛の顛末 ★★★★☆
8年前に若いと言うことで相手の将来性の問題などで周囲から反対され、「説き伏せられた」アンが主人公です。この一旦は別れた二人に思いがけない出会いが待っていました。さて、この二人の愛の顛末は・・・。

と言うことで、現代から考えれば、ありきたりの話かも知れません。しかし、この作品は1818年の作品です。身分の差が厳しいイングランドで、狭い社交界の中での話です。その中で貫かれた愛の物語です。
オースティンは、その社交界の中でアンを生き生きと描いています。教養があり容姿も優れているアンは、思わぬ出会いに動揺しながらも、持ち続けてきた愛を貫き通します。

考えてみれば、「説きふせられた」のも若くて自分の意見を言えず年長者の意見に従っただけとも言えます。作者は、長い婚約期間よりは一旦破談にと言う考え方をアンに言わせています。それなりの年齢と地位がついてきた時、その婚約は復活したとも言えます。

19世紀の前半の作品でありながら、どこか現代に繋がるものがあり、同時に女性の強さを感じさせてくれます。
翻訳に違和感 ★★★☆☆
オースティンが登場人物に話させている英語の質と、翻訳の日本語の質があまりに食い違う。まるで江戸の人情話か、と思うような表現がでてきたりして、違和感を感じずにはいられない。登場人物の品格を勘違いさせてしまうような訳は誤訳と言っても言いすぎではないかと思う。オースティンの作品としては☆5、翻訳のせいで☆3とした。
翻訳が? ★★☆☆☆
「高慢と偏見」でジェイン・オースティンのファンとなり、「ノーサンガー・アベイ」「エマ」「知性と感性」と夢中で読んできて、
この本では、訳者の翻訳にどうしても違和感を感じずにはいられませんでした。

女性作家であるオースティンの翻訳を、こんなに違和感のある固い日本語に翻訳すると、魅力が半減しているような気すらします。

今の日本人が全く使わないような男性的な表現にした理由はわかりませんが、翻訳の影響力の大きさに驚いた作品です。