これだけの名著にレビューが無いなんて・・・
★★★★★
私は基本的にROM(読むだけ派)なんですが、この本にレビューが無いなんてあまりにもサミシく
なってしまったんで書きます(流通従事者の皆さんは課題図書で読まされましたよねぇ…)。
この本が日本にPBやマーチャンダイジングと言う概念を広めた功績は多大なものがあると思います。
発売当初の90年代半ばすでにここまで体系的な構想・思想をもっていたなんて、今の専門店の隆盛や
PBブランドの発展をみる限り、巨匠渥美先生のお考えの方向に世の中は進んでいるようです。
ただし先生の弟子とも言えるGMSの低迷は目を覆うばかりですが・・・。
他の商業界・渥美本の中では集大成的な本だと思います。何をどうすることがディスカウンティングなのか?
流通(川下)のみならず製造業(川上)や商社/問屋業(川中)の皆さんも手にとって考えてみてください。