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心理統計学の基礎―統合的理解のために (有斐閣アルマ)

価格: ¥2,310
カテゴリ: 単行本
ブランド: 有斐閣
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読みやすく、読みにくい、卓越した名著 ★★★★★
”心理統計学の基礎”は統計学の理論を細かく記載した参考書の中では
格段に読みやすく、また読みにくい(笑)
そして何より非常に卓越した書物であることはいうまでもない。

なぜ読みやすいのか?
例題に基づいて丁寧に心理統計の語句を説明してくれるからである。
「よくわからないけど、使用していた単語」を細かく説明しており、
さらには順を追って説明してくれるので、一度理解してしまえば、
心理統計学が楽しくてしょうがなくなる。


なぜ読みにくいのか?それは3つの理由のためである。
1,心を折りにかかるような本のページ数。
「基礎ってこんなあるの?」って思ってしまい挫折を味わう。

2,そして数式の多さ。
たぶん心理学を学ぶ大半の人が数学を嫌いな文系の人が多いので、
目眩がする恐れがある。

3,最後に理解するまでの難解さ。
じっくり熟読すれば問題ないのかもしれないが、
下手に統計の知識があると「この単語知ってる」とか「授業で学んだよ」とか。
読み飛ばしてしまうことがあるかもしれない。
気がついた時には知らない世界に迷い込んでいる。
そして諦める。

かくいう私は何度も挫折して読み切った。
ただし読み切った時の充実感は、
統計が心理学よりも楽しくなり、
統計学をさらに深く知りたいを考えさせてもらった。

そして読み終わった時に、違う楽しみが待っている。
このようにレビューを書いて、心理統計で悩んでいる人に勧めたくなるのである。
心理統計学がよくわからないと悩んでいるのなら、

「これを読み切れば、間違いない!」

と言える一冊である。

重要なのは「読み切ること」ではなく「理解すること」であるけれど・・・・
心理統計学の新スタンダード ★★★★★
「心理学研究の立場」から、統計学の理論や方法の「概念的理解」に重点を置いて書かれた良書。
統計学の基礎事項から、重回帰分析、因子分析、共分散構造分析にいたるまで幅広い内容がカバーされている。
本書の特徴として、ベクトル幾何を用いた説明により、それら広範に渡る内容を視覚的かつ体系的に理解できる点が非常に優れている。
また、完全準拠の問題集が存在することも優れた点の一つで、そちらと併せて学習すれば、初学者でもスムーズに心理統計学を学べる。
本書は心理統計学を学ぶ人の「登竜門的バイブル」と言えるだろう。

初めて学ぶ統計学として最高 ★★★★★
本書は,心理統計を初めて学ぶ者にとって,
現段階で最良の本である.

基礎的なトピックから発展的な最新のもの,
論争になっているような微妙な議論までもが
わかりやすく,初心者にも理解できるように詳述されている.

本書は,統計学者の間でも,かなり好評であり
本書を買う前に以下のfprという統計学者が集うMLでの書評を参考にするといい.

南風原著「心理統計学の基礎-統合的理解のために-」有斐閣

心理統計学の体系的な学習に最適 ★★★★★
文系学生向けの統計入門書は多数発行されているが、
心理統計学に的をしぼった入門書はまだまだ少ない。

その中においてこの本は、
タイトルに「心理統計学」と銘打ってあるだけあり、
心理統計学の体系的な学習に最適だと思う。

「母集団」「標準偏差」といった基本的な概念から
最新の統計理論である「共分散構造分析」まで、

これ一冊で一通り学習することができる。

特に「因子分析」の説明は簡潔であり
非常に分かりやすかった。

高度な数学の知識は必要としないが、
数式はビシバシ出てくるので、
筋金入りの文系学生がいきなり読むには
少し厳しいかもしれない。

統計の「基礎の基礎」は卒業したという心理学生が
次に読む本としてお勧めである。