この本が出版されたのが2005年12月ですから、ジャンボ機に関しては、ほぼ最新情報と言って良いでしょう。
著者は整備士ですが、本の内容は「機外・機内を問わず、飛行機の運航にかかわるさまざまな人」を紹介しているのがすごい。

映画「ハッピーフライト」の「元ネタ」になったのではないかという項目も多数あります。
本のページ順に列挙してみましょう。
1. パイロットの帽子の役割
2. 命懸けのパイロットの技能検査
16．楽しくも大変な客室乗務員の訓練
38．離陸時パイロットがチェックする3つの速度
42．パイロットもやっているジャンボ機の安全点検
53．機上から見る恐ろしくも美しい光のショー
54．横風時の蟹の横ばい着陸
74．日本の客室乗務員の行っている6S
82．管制官の過酷な労働条件
85．空港の顔「グラホ」
89．整備士はパイロットの教官も兼務
96．轟音の中でもクリアな会話のできる秘密兵器
ちなみに、85番の「グラホ」とは「グランドホステス＝グランドスタッフ」のこと。
理由は映画と違いますが「速攻ダッシュ」の話ものっています。

プロが書いていますので、内容は正確ですが、実に分かりやすい。
文庫版ですから、「旅のお供」に最適です。

旅客機を中心とした謎についてまとめた本

続編は本編を超えられないはずなのですが,まったくそんなことは無いです．
本編は旅客機中心、続編は添乗員,空港など旅客機の周辺の謎を集めています．

内容の質は本編同様,よく厳選されているなぁと
つくづく感心します．
気楽に読める本で2冊同時に買ってもまったく問題ない
内容です．

前作もそうでしたが、航空マニアでない人も楽しめるように、とても丁寧に書かれています。内容はジャンボに限定した内容ではなく、旅客機全般やキャビンアテンダントの仕事など多岐にわたっていますので飽きません。旅のお伴にオススメします。

１冊目に続く、続編です。１冊目と同様、気軽に読めて、皆さんが普段疑問に思ってること、普段意識しないようなジャンボについての事柄が書いてあります。

飛行機乗りながらこの本を読むといろんな
飛行機の雑学が増え楽しいかと思います。

飛行機の雑学本。

飛行機は安全です(笑)