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外国特許出願のための特許英語表現文例集

価格: ¥9,067
カテゴリ: 単行本
ブランド: 工業調査会
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特許翻訳の良書です ★★★★☆
コンパクトな本ですが、豊富な単語数と文例は、外国語出願を行う際には必要十分であると思います。例文は特許事務系に加えて化学系のものが多いですが、明細書を読むにあたり他分野にも応用が利くものが多いです。

一方で、文字が一回り小さいと感じることと、巻末の索引が頁参照ではなく単語ごとに割り当てられた番号による参照方法なので、本書に慣れるまでに時間がかかるかもしれません。その点を除けば、非常に使いやすい本です。
特許翻訳者必携の書 ★★★★★
特許翻訳者が実務以外で翻訳方法を学べる数少ない貴重な本です。
中間処理で用いられる特有の表現のパターンを覚えられます。

ただし、若干問題もあります。
英文は現地代理人などのレターや意見書から抜粋したようなので問題はありませんが、日本語訳が難解な直訳調で、はたして日本のクライアントにこの「訳」を提示して理解してもらえるのだろうかと疑問に思います。

その他にも原文の文法構造が正しく取れていないと思われるミスがありました。

マイナス面ばかり言ってしまいましたが、他の代わりの書物がない以上、現状ではこの文例集は非常に有用です。日本語訳は参考程度と割り切って、英文のほうを自分で読解して活用してゆくのなら、十分価値があります。
全文を通して読んでみると、かなりこりすぎた英語表現もあるので、この文例集に載っているからといって、自分が現地代理人に宛てるレターに無理にここの表現を取り入れる必要もないと思います。
全文を通して読んでみて何度も頻繁にでてくる表現がわかってくると思うので、そういった一般的な表現を取り入れるといった使い方がよいのではないかと思います。
中間処理に関する特許翻訳には必須の良書 ★★★★☆
特許翻訳と一口に言っても、明細書の翻訳だけではなくその後各国特許庁とのやりとりや現地代理人とのコレポンの翻訳も重要な「特許翻訳」の一部である。それにも関わらず、今まではこのような「中間処理」段階の翻訳に関する優れた例文集(特に米国・欧州出願を念頭に置いた)は存在していなかった。
本書は、実際に現地代理や各国特許庁の審査官が書いてきた生の例文を豊富に集めてあり、実際に自分がレター等の文書を読んだり翻訳する際に突き当たる特許独特の言い回しを文脈に即して理解することができるだろう。

ただし、この「文脈に即して」という部分について少々難がある。レターや審査官からの拒絶理由通知などをいっしょくたに例文として取り上げているため、どういった段階で誰が書いている文章なのか、というのが見え辛い。一応記号分けしてあるが、例文が断片的であるため、初心の者にはややとっつきにくい。多少前提知識がある人でないとこの書は使いこなすのがやや難しいのではないだろうか。

ただし、このように生の例文を収集するということ自体が非常な労作なので、今後また改訂や類書が出現することを期待している。
実務経験者には便利な一冊 ★★★★★
特許関係の文書(明細書、OA、中間書類、レターなど)に特有の表現が網羅されており、翻訳や読解に困ったときに便利な一冊といえます。
単語→英語での定義→日本語での意味→例文、といういたってシンプルな構成ながら、明細書、OA、米国代理人からのレター等の表示や重要単語のコメントもあり、ただ眺めているだけでも「ネイティブはこう表現するのか〜」と勉強になります。
いずれの例文も、特許翻訳や特許実務を経験されている方ならピンとくるものばかりで実用的だと思います。

特許翻訳者だけでなく、弁理士、特許技術者、特許事務の方にもオススメの一冊です。
使い難い ★☆☆☆☆
一つの表現ごとに項目分類されており、その表現が使われた例文が複数掲載された作りになっている。

しかし、『外国特許出願のための特許英語表現文例集』というならば、
ある表現がどのような使われ方をしているかではなく、どのような場合に
どのような表現が使われるのかを提供しなければ意味がないのではないか。

例えば、翻訳者が知りたいのはAbbreviateという単語がどこでどういう使われ方を
しているのかではなく、特許関連手続きのあるフォームにおける特定の項目
において常用される用語・表現を英語でどう表現すべきかということではないかと思う。
要するに場面ごとの適切な用語の選択に重点が置かれているはずだ。
より具体的に言えば、明細書の書誌で使われる表現、請求項で使われる表現、
あるいは、自発補正申請や、拒絶理由に対する意見書等々、実際の特許出願手続きに
付随する文書、さらにはその中の各項目ごとに、常用される表現または生の例文等
をまとめないと全く意味がないのではないかと思う。

結果的に、この本では単なる例文の羅列に終わってしまっており、せっかくの
生の例文もその効果を失ってしまっている。
しかも、例文自体が無駄に長く、まとまりがない。
もし次に改訂予定があれば、実際のフォームの掲載とともに、出願手続
きに沿った項目分類で豊富な例文を掲載したものを作っていただきたいものである。