この本は図書館にあって借りた事のある本なのですが、子供達がとても好きで毎晩一話ずつ呼んであげていました。
予想以上に子供達の反応が良かったので、思い切って買う事にしました。
古本ですが程度が良くて、図書館にあった本よりピカピカで、まるで新書かと思うほどでした。
タイトルからして101人の偉人の話が収録されていると思いがちですが、実際は1人の偉人に対して2〜3話ずつにまとめられていて101話になっているので要注意。でも内容は小学校の低学年から高学年まで幅広く対応できるほど良く出来ているのでオススです。夏休みにいっぱい読んであげたいと思います。

　5才の子どもに買いました。幼児向けの伝記・偉人伝が少ない中、とても良い本だと思います。あらかじめ、チャイルド本社の絵本の伝記ものがたり（全12冊）を読んだ上で、同じものが収録してあると踏んで、購入を決めましたが、間違いなく入っていました。内容も、思った通り夢のあるおはなしで、とても良かったです。
　本は、子どもが自分で読めるほど文字は大きくないですが、読み聞かせには最適だと思います。
　気に入った人物のおはなしを、また読んで！とせがんできます。
あとで、これを作った人はだれだっけ？　と聞くとちゃんと憶えていて、いい感じです。
　難を言えば、フルカラーではなく、白黒とカラーページが見開きで交互になっているので、フルカラーだと良かったかな。
　あとは、単品の絵本にあったように、大人が楽しめる、詳しい人物紹介と年表等がないのが残念でした。

　もうすぐ小学生の女の子と３歳の男の子の父親です。寝る前に、読み聞かせを習慣にしています。
　漢字は小学校２年までの感じが使ってあるのですが、すべてふり仮名がついています。
　登場人物は、エジソンからパスツールまで内外の偉人３８人です。日本人は、白瀬矗、青木昆陽、豊臣秀吉、伊能忠敬、福沢諭吉、宮沢賢治、小林一茶、野口英世とユニークな人選です。ナポレオンやチャーチルなどのカテゴリーに入る人物は登場しません。負の側面を持つ人物は選ばれていないようです。従って、政治家はリンカーンただ一人です。ガンジーなど業績を子どもに伝えにくい人物は外されているようです。
　この本は、読み聞かせで本に興味を持った子どもが自分で本を読む習慣を身につけるのに適しています。振り仮名を頼りに、漢字にも興味が出たようです。
　そして何よりもお薦めできることは、この本を通じて、子どもたちが人間の善の面をしっかりと見つめることができることです。幼児期の人格形成にプラスの効果を与える本です。