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天国からはじまる物語

価格: ¥1,470
カテゴリ: 単行本
ブランド: 理論社
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【セブン-イレブンで24時間受取りOK・送料0円!】 著者/訳者名:ガブリエル・ゼヴィン/作 堀川志野舞/訳 出版社名:理論社 発行年月:2005年10月 関連キーワード:テンゴク カラ ハジマル モノガタリ てんごく から はじまる ものがたり、 リロンシヤ リロンシヤ 8924 りろんしや りろんしや 8924、 リロンシヤ リロンシヤ 8924 りろんしや りろんしや 8924 もうすぐ16歳になるリズは、車のひき逃げ事故にあってしまう。気がついたときには、大きな船に乗っていて、見知らぬ港に入ろうとしていた。到着地は、地上での人生を終えた人が暮らす地「Elsewhere」。そこは、人が時間をさかのぼる世界。つまり、1年ごとに1歳ずつ若返っていくのだ。大人になることができないリズは、自分の若すぎる死を受け入れられず、新生活にもなじめない。しかし周囲の温かい目に見守られ、そして、双眼鏡をとおして見る地上の様子に深く考えさせられながら、徐々に心をひらいていく。やがてひとりの青年に恋心
こちらとドコカを往復しても決して消えないものがある。 ★★★★☆
この物語は、「プロローグ」が「最期」で、「エピローグ」が「はじまり」である。

リズが死ぬところからものがたりがはじまり、
再び新しい命となって生まれるところで物語は終わるからだ。

死後の人がいくという「ドコカ」(Elsewhere)は、
自分の亡くなった年齢から若返っていって、
赤ちゃんに戻っていくという場所なのだ。

リズは15歳で交通事故で亡くなったから、
15歳以上になることはない。

免許も取りたかったし、恋もしたかった。

15歳で突然人生を終えなければならなかったことさえ
受け入れられないのに、
ここでも大人になれない事実に、彼女は反発する。

でも、改めて自分の人生を思い返すと幸せだったということに気づいて、
そこから彼女は変わり始めたのではないかと思う。

人が年老いていくのは子供に還っていくのと同じことだと
以前から感じていたけれど、
「ドコカ」では、まさに年を経ると子供に還っていく。

河から赤ちゃんとして流れていく日は、「ドコカ」での生活を終える日、
折り返したその人の人生が終わって、新しい人になる日なのだけど、
その日、その人を送り出した人たちは、どこか寂しさを感じながらも、
送り出したその人の新しい誕生日を祝っている。

地上でその人とお別れするときも、
その人が完全にいなくなったのではなくて、
カタチは違っても、その人はいるのだと思い続けていていいのかなと思えた。

私が死後に対している持っているイメージは、この作品とは異なっている。

だけど、真っ向から違うと言おうとは思わない。

旅立ったあとの世界の捉え方としてとてもおもしろいと思ったのだ。

旅立ったあとの世界について、
自由に考えてもいいのだと思わせてもらえたことに感謝したい。
小学生の時 ★★★★★
小学校高学年の時、指定図書の注文袋からなんとなく注文したのがきっかけでした。
そして、読み始めた時も、本当になんとなくでした。
なんとなく読み始めて、序盤もなんとなく読みすすめていきましたが、
今まで生きてきた中で一番良いペースで読み進められた一冊です。
すごく続きが気になる!!!という疾走感にあふれた物語でもなく、変なストレスもたまりませんし、
しかし、飽きることもない。非常に丁度いい感じでした(笑)
ぜひマイペースに読んで頂きたい作品です。

そして何よりも、読み終わった後の、心の中はもう…言い表せません。
あえて言い表すなら、甘酸っぱさ、安らかさ、切なさ、を合わせた感じ。
私は絶対この本を古本屋に売ったりしません。
ずっと家に置いておきます!!!
生きること ★★★★★
この本は読み始めてから 私自身がなんだかのほほんとおとぎの夢の中に連れて行かれた様な気持ちで・・・
途中まで読んでいるうちに?・・・ 私って生きているの ?・・・ とすっかり本の中にいる様な不思議な気分
最後まで読んで 素晴らしい気持ちになり今 現在生きている人生は日々素晴らしく沢山の学びがあり私の人生の登場人物皆様に感謝の気持ちで
生きているって素晴らしい事だと本当に思います。
当たり前の様に生きているけれど・・・
今の人生は永遠には続かない決して当たり前でも無く 生かされている人生
私が日々生長する事が出来るのは皆様のおかげで悪役をかって現れてくれたり辛く苦しい時や悲しい時それも全て私が生長する為にある事
幸せを感じるのはもしかしたらそのご褒美かしら?と感じさせてくれる本でした。

感動、感涙したいひとへ… ★★★★★
今までに本を読んで涙を流すなんてことがなかったのですが、ホントに泣けるものは泣けるものですね。自分が死んでしまったことを受け止められずにいつまでも、今の現実から目を背け続けていてはダメなんだという心の葛藤と、頼れる存在が側にいるということの大切さに共感を覚え、切なくなり涙します。
全ての時間が大切、ということでしょう ★★★★★
亡くなった後は、生きた時間分だけ『ドコカ』で若返りながら再びこの世に産まれるまでのもう1つの人生を送る。
1から100まで積み重ねたものが0になって再びスタートするイメージの「輪廻」に対し、この物語はゆりかごのようなイメージで、ゆったりとした気分となり、そしてなぜかとてもしっくりきます。
死んだあと、の話を描いた物語は数多く、その多くは拒否反応が起こるものが多い中、すーっと物語が心に入ってきて、なおかつ全ての時間には無駄がなくきらめいているということを再確認できるこの本は素敵です。