写真がいまいち
★★★★☆
2001年に日本経済新聞社から出た単行本『小泉武夫の世にも不思議な食の世界』の改題・文庫化。
いつもの小泉ワールドだが、豊富なカラー写真も収録されており、とても楽しく読むことが出来た。取り上げられているのは沖縄、カニ、エビ、ミャンマー、干物、スッポン、アンコウ、ウイグルなど。
一応のコンセプトとしては、世界各地で豪快な食を楽しもうといったところか。サメの干物とか、羊の丸焼きとか、すごいものが登場してびっくりさせられる。
ただ、写真がいまいち。カラーなのは嬉しいのだが、発色が悪すぎる。