ニコチン依存症外来の手引きとして
★★★★★
平成18年よりニコチン依存症管理料が保険収載され、禁煙外来を開く医療機関が増えています。喫煙がよくないことは誰でもわかっていても、なかなかそれが禁煙という行動に結びつかないことに医療者として、じくじたる思いを抱いていました。ただ単にニコチンガムやニコチンパッチを渡すだけではなく、その前の問診から行動につなげる認知行動療法まで禁煙外来の運営方法をイロハから教えてくれる本です。ただしニコチン依存症外来の算定用件として施設内禁煙があります。まず隗より始めよといいますが、職員に禁煙を勧め、これを徹底するのがいかに難しいことか!