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ワルシャワの秋 [DVD]

価格: ¥3,990
カテゴリ: DVD
ブランド: ケンメディア
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東京の話なのに小樽・石狩・函館でのロケーション。 ★★★☆☆
本ドラマは関テレ45周年記念作品として制作されたものだ。一時期消滅したポーランドの子供たちを東京の赤十字で預かった、というあまり知られていない史実を映像化したことは良かった。また竹内結子も演技派女優としての評価が定まってきた時期であり、申し分のない演技を見せた。なぜ東京の話なのにロケ地を小樽界隈にしたのかがよく分からないが、小樽フィルムコミッションの招致があったことは知られている。ひょっとしたら、タケウチの主演が決まった時点で、同じく小樽に招致した篠原組の「天国の本屋」と撮影時期がかぶることを考慮したのかもしれない。結局「天国の本屋」は邦画史に残る大傑作となったが、本ドラマの方は残念ながら今一歩の感がある。空気感が東京っぽくないのがその最大の要因だろう。予算の都合もあるだろうが、ここはひとつ都内か京都の映画スタジオにオープンセットでも作って、壮大な仕上がりにしてほしかった。また坂口憲二の出演シーンがあんまりである(笑)。これも北海道に飛ばすスケジュールなどの都合だったのでは。スコアもせっかく本多俊之を起用しているのにオーケストラとは。もう少しジャジーな音色を聞きたかった。星3つ。
作品の出来はともかく、大正時代に日本と日本人がこんなに立派だったことに感動! ★★★★☆
2006年に関西テレビが開局45周年記念として製作したTVドラマです。1921年、日本の外務省は(アメリカ政府にも受け入れを断れた)シベリアに取り残された(当時国交も無かった)ポーランドの孤児を日本赤十字社を通じて受け入れることを決定!最終的に756人の孤児を受け入れ、祖国に送り届けました。この史実は長く忘れられていましたが、「2002年に天皇皇后両陛下がポーランドを公式訪問した際、この孤児のうち生き残っていた3名が面会し、日本に対してお礼を言った。」という新聞記事が元にこのドラマが作られたそうです。ドラマの出来に関しては不満は多々有りますが、大正時代の日本と日本人がこんなに立派だったとは感動しました。リトアニアの杉原千畝副領事といい、昔は大国の圧力にも屈折せず、信念を貫いた日本人がいたのですね!岸恵子さんのナレーションも良かったです。
タケウチファンなので星は4つです。 ★★★★☆
正直面白いかと聞かれると、そうでもない作品でした。

ただ、日本がまだ苦しい時代に国交のなかった国の孤児たちに手を差し伸べたという事実は胸に響きました。

そしてその時代の人たちの気持ちは各役者さんたちが上手く表現していたと思います。

この作品を観て古き良き時代を少しでも感じられたのが良かったです。

時代背景 ★★★★☆
この年は戦争関係のSPドラマが乱立し、他は日本の戦争責任を問うものばかりであったが、このドラマはそれらとはまた違う視点から描かれていて、思想の多様性という意味で貴重なドラマであった。
残念ながら退屈な部分もあり、視聴率はふるわなかった。レフ役の少年は可愛いが、難民とは思えないほど太っていたのが残念だった。
主演の竹内結子の演技はよかった。背筋のピンと伸びた雰囲気と、子供への愛情を示す愛情との対比が見事に演じられていた。
こうした作品を、今後ももっと力を入れて製作してくれることを望む。
感動できるドラマですが..... ★★★☆☆
第一次世界大戦終戦後、シベリアで孤児となってしまったポーランド人の子供らを、日本赤十字が引き取り、世話をして本国ポーランドに送り届けた、という感動の実話を基にしたドラマです。この運動で756名のポーランド人シベリア孤児が助けられ、うち数名は近年もご存命で、日本を第二の祖国のように慕っておられるとのこと。日本とポーランドの友好の証ともいえるこうした美談が、テレビ番組作品として放映される運びとなったのは、大変喜ばしいことだと思います。本国ポーランドでも今年4月にテレビ放映されました。

さて作品はというと.....映像はとてもきれいでしたが、アグニェシュカ・ホランド監督ばりの、シーンの長さとカット割りの唐突さは残念でした。ただ、キャスティングはとてもよかったです。日ごろポーランドの美男美女に囲まれ、目の肥えている私からみても、主演の竹内結子さんや山本未來さん、吹越満さん、坂口憲二さんらの俳優陣はとても素敵でした。(竹内結子の演技はいまいちでしたが。)

しかしびっくりしたのは、主人公の葉子を慕っていた少年の役名、レフ・カチンスキって言うんですか!? ポーランドの現役大統領と同姓同名とは!しかもレフ少年は作品の後半で亡くなってしまい、最後のシーンでは 『レフ・カチンスキの墓』 なるものまで映しだされる始末。「えっ〜!いいのか???」とテレビの前で一人あせってしまいました。。

勿論、作品の最後には「この物語は実話を基にしたフィクションです」というキャプが出ていましたが、この 『レフ・カチンスキの墓』 のせいで、日本赤十字がポーランド人孤児を救った、という感動の実話の部分まで、実話だかフィクションだかわからなくならないか、心配になりました。果たして、この作品を見たポーランド人は、「感動のドラマ」ととったか、「質の悪いパロディ」ととったか。。