【セブン-イレブンで24時間受取りOK・送料0円!】 著者/訳者名:姫野友美/〔著〕 出版社名:角川書店 発売所名:角川グループパブリッシング(発売) シリーズ名:角川oneテーマ21 B-81 発行年月:2006年03月 関連キーワード:オンナ ワ ナゼ トツゼン オコリダス ノカ カドカワ ワン テ-マ ニジユウイチ B-81 おんな わ なぜ とつぜん おこりだす のか かどかわ わん て-ま にじゆういち B-81、 カドカワシヨテン カドカワグループパフ 0946 かどかわしよてん かどかわぐるーぷぱふ 0946、 カドカワシヨテン カドカワグループパフ 0946 かどかわしよてん かどかわぐるーぷぱふ 0946 今こそ知っておくべき女性の体と心の全て。「いやな男」といわせない女性の秘密を教えます。 第1章 どうして女はいつもこうなんだ!-男をイライラさせる「女脳の秘密」(女はなぜ、突然怒り出したり、泣き出したりするのか?女はなぜ、喫茶店で2時間もしゃべり続けられるのか?女
断定・命令口調が多かった
★★★☆☆
仕事柄、男女の性差の違いや考え方の違いなどを調べたいと思って他に黒川伊保子さんやジョン・グレイの本を読んだ後、この本を読みました。本書に関しては著者の他の著作も読んだ上で判断すべきだとは思いましたが、単純に断定・命令口調が多いです。後半の方で少子化などに備えて著者が「男性はこうするべき」「女性はこうするべき」と価値観の押し付けがかなり強くなるので何度か「うるせーよ」と思いました。
筆者の考え方に同調する方ならお勧め出来ます。昭和初期に出された出版物かと思いました。
男性向けに徹しきれてない?
★★★★☆
個人的には読みやすくなかなか面白い本だった。
だが、レビューを拝見する限りでは辛辣なものも多く
それが不思議でならなかったのだが・・・
『「女は理詰めではない」と本文で書いてますが、それを地で行ってしまった論旨・主張の本』
と、評しているレビューを読み納得した。
タイトル内容からして、この本は男性向けに記されたものだろう。
当方、普段から男女の脳構造や心理学に興味がありいろいろ書籍を読んでいるのだが
本書は女性である私が読んで、読み易い本だったのだ。
男性むけの本というのは、データと分析による理詰めのものが多い。
そのほうが男性には理解しやすく、興味を弾きやすく、読みやすいのだろうと思うが
女性である当方には、男性向け書籍は読み難いものが多いと感じている。
だが、そんな私が読み易いと感じてしまってる時点で
この本は『男性向けに徹しきれていない』、まさしく女性著書による書物だということなのだろう。
因みに、レビューの中で本書を読むことにより
『女性も自分を体調が悪いときにも
客観視することができ、結果的に身も心も楽になるのでは』といったことを記載されておられる人が
おりましたが・・・
ホルモンバランスによる精神的・情緒不安定なときって、知識として有していても
客観視出来ず、コントロール出来ないことって結構あります。
随分後になって、気付くことが多々ありますね(汗)
もちろん個人差もあるのでしょうけれど^^;
個人差については不可解
★★★★☆
女性心理と男性心理の違いを、脳の構造やホルモンの違いから解き明かし、男性脳の私には、非常に理解しやすかったです。
ただ、そうした違いがどうして生まれたのか、一部に「こじつけ」を感じ、釈然としない部分が残ります。医学知識にとどまらず、心理学、文化人類学、古生物学、類人猿研究などの知識を総動員され、社会生活と絡めて人類の進化の過程を推察されていますが、個人差の説明を省き、十把一絡げに説明しようとして、行き過ぎてしまわれたのでしょうか?
例えば、P38〜39では、論理的思考と序列競争が表裏一体で発達したように説明されていますが、男性の私としては、これ程、個人差の激しいものはなく、むしろ、別々に発達したように思えます。そうでなければ、「草食系男子」と「肉食系男子」の違いは、生まれようもありません。
論理的思考が「計画→実行→検証→改善」の繰り返しで鍛えられ、目先の序列競争が「女にもてたい→ヒーロー願望の強化→面子への拘り」という流れで、別々に発達したのかもしれません。
個人差については、「心の合い鍵の見つけ方」(枝廣淳子訳)などの書籍もあります。男性についても、女性についても、合わせて参考にされる事をお勧めします。
草食系・植物系には無用の本
★★★☆☆
医学博士の著書だけあって、単なる観念論ではなく、医学的背景をもって女性を分析している点は良いものの、内容的には「医学的にこうなんだから、(男性から見て理解できない、或いは好ましくない点も)男性はそのまま100%受け入れなさい」と言う主張をベースに書かれており、男性にほぼ全てを受容する事を求めている点で、好き嫌いは分かれると思います。
女性にさほどの価値を置かない草食系・植物系男子には、読むだけ時間のムダな本と言えるでしょう(ただ、女性によく見られる特性や事象について、当事者ではなく傍観者としてその医学的根拠を知りたいという人は除く)。
脳科学本ですね・・
★★☆☆☆
著者は、マスコミ露出も多い現役の心療内科医師。
・・地図の読めないなんたらから始まった「性差」についての「脳科学本」はいささか食傷気味で、そういう点では本書もあまり新味はないのですが、やはりついつい買って読んでしまいます。
あまたある脳科学本と同様本書も、もともと別の生き物である男女が理解し合うことがいかに困難であるかを解剖学的、生化学的特性で説明することにカナリのページを割いているわけですが、男女の社会的立場などについてはステレオタイプな表現が多く、たぶんその方が一般受けはしやすいのでしょう。
人口の一割程度はいるだろうと推定されているセクマイ(=わたし??)についての説明、解説はほとんどありません・・まあ、期待するほうがムリか・・