販売元のご丁寧なご説明によりそれが印刷だということが判明したのですが、最初に本を開いたときには大変驚きました。即、問い合わせて、返品を願い出ました。本のあちこちにある赤ペンによる書き入れには大変驚かされましたが、それは、著者がわざわざ印刷したものだそうです。（確かにきれいに書き入れられてはありますが、それが印刷かどうかは私にはとても判断しがたいくらいでした。）その販売元の案内でこのレビューのフィードバックを再度注意深く見ましたところ、確かに、そこには「本文中には著者が赤ペンで書いたワンポイント的なアドバイスが随所にみられ」とありました。従いまして、返品を取り消しましたが。
購入する時にはそれがどのような状態かは想像ができませんでしたし、好き嫌いの問題で個人差もあることとは思いますが、購入以前にその状態を知っていたら、私は買わなかったと思います。私自身、勉強する本にはあちこちメモ書きを入れます。自分で入れると、いかにもそれだけ一生懸命勉強したんだぁというような自信にもなります。
人が書き入れたものは余計なお世話のように思い、受け入れがたいです。
その赤ペンによる書き入れが印刷であれそうでなかれ、それを受け入れられる人でしたなら、この本はきっと前述の人のように最高の本と推奨するでしょう。
私はどちらかというと一人でちまちまコツコツと、わからないことは時間をかけてでも徹底的に調べてという、独学主義のほうですので、私のような人には向かないと思います。
でも、販売元の方は最初は返品も受けてくださるとおっしゃっり、本当にご丁寧にご説明してくださいましたので、安心して購入できました。お世話になりました。

予算と相談し数冊の厳選教本から選んだ積りだった。最初の文法をどう通過するかが、独学の要となっていることを知っていたので、敢えて文法中心と明示された本書を購入した。しかし、私には相性が悪かった。読み進んでいったが早くも挫折。挫折している読者は少なくないのでは。ズバリ言うと飛ばし過ぎ（特に発音と文字）。露語は文法が大変複雑で規則の中に規則がある場合が少なくない。もう少し立体的な説明が欲しかった。予算とボリュームとの関係でこれ以上は無理、と言われればそれまでだが、新たに他の教本を見てるとこれ以上のものはある。私は他者にこの本を薦めない。正直少し高くてもNHKのものにすれば良かったです。

本のタイトルにつられて衝動買いした初学者です。
はっきり言って、まったくの初心者には向きません。
私は全２３課中、４課（つまり６分の１のところ）で挫折しました。
その責任をすべてこの本に押し付けるつもりはありませんが、本中に重要事項の繰り返しがみられず、すべて通り一遍の説明で通過するようになっているため、前から順にこなしていっても、中途でわけがわからなくなります。
一定の力をもった人が、短時間で基礎を確認する作業には向いているかと思いますが…

ロシア語を独学するためにいろいろと参考書をさがしまわっていたけど、どれも解説が難しくていまいちわかりづらいものばかりでした。しかし、まったくの初級者でもアルファベットから中級くらいまではすいすい勉強できる参考書がこれです。本文中には著者が赤ペンで書いたワンポイント的なアドバイスが随所にみられ、実に読者にとってわかりやすく噛み砕いて解説してあります。他のおかたい参考書とは一線を画したロシア語本です。大学で第二言語としてロシア語を選択した人にはテスト対策としてもかなりの効果を期待できると思います。