認知文法は、言語を認知の絶対不可欠な側面と見なし、文法的構造が意味を考えることとは無関係に理解されたり、深く論じられたりすることができないと主張するものである。そして文法は語彙(ごい)と連続体を形成し、音表象の関係(例:形態-意味の組み合わせ)に還元することができ、その結果、すべて理に適う文法構成はいわば概念的な意味を持っていると論ずる。