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Classics in Total Synthesis II: More Targets, Strategies, Methods

価格: ¥9,716
カテゴリ: ペーパーバック
ブランド: Wiley-VCH
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1996年に出版された『Classics in Total Synthesis』は、勉強中の学生にも現役の化学者にも役立つ優れた参考書として名声を博している。その待望の続巻となる本書では、K・C・ニコラウとスコット・A・シュナイダーが、1990年代から21世紀初頭までの天然物の全合成のなかでも特に印象的な偉業を詳細に解説している。第1巻を有名にし、教材としての唯一無二の地位を確立した特長のすべてをそのまま引き継いでいるのに加え、この第2巻では、有機合成分野の最新テクニックや成果を紹介し、現代の著名な合成有機化学者たちの研究を華麗に解説している。

・選りすぐりの合成により、ドミノ反応、カスケード法、生体模倣合成法、不斉触媒を体系的に紹介
・メカニズムと範囲という観点から、最新の合成技術を考察
・オレフィンメタセシスをはじめとする新たな反応をミニレビュー形式で紹介
・さらなる研究に役立つ豊富なリファレンス
・ハードカバー版(ISBN 3-527-30685-4)には、教材として役立つ講師向けのCDが付属
・合成化学および医薬品化学分野の大学院生、教育者、研究者ならぜひともコレクションに加えたい1冊。『Classics in Total Synthesis』第1巻を増補する必携の参考書。


「Classics in Total Synthesis」のレビューから:
「……合成有機化学に興味のある化学者なら、だれもが手に入れたいと望む1冊」
米国化学会誌(JACS)

「……このすばらしい本は……多くの有機化学者の必需品になるだろう」
ネイチャー誌
とにかく読んでおくべき古典 ★★★★★
言うまでもなく、ここ何年かの有名な全合成が載っている。
またⅠと異なり、コンビナトリアル合成や固相合成など最近の有機合成の流れも生かされており、大変参考になる本である。
ただ、私の英語力が乏しいからかもしれないが、英語の表現や単語が難しくちょっと読みにくかった。
図を見るだけでも参考になるので持っていて損はない。
前作と合わせて持っておきたい一冊 ★★★★★
前作以降の1995年から2003年までの全合成研究を通じて、固相反応を含めた最近の合成法を概観する事ができます。本書は単なる続編ではなく、個々の一流の研究者のフィロソフィーに基づいた芸術的合成である事が、繰り返し読む事で感じる事ができると思います。受け継がれてきた有機合成と、培われたこだわりの技術によって、その哲学を体現した各章の全合成研究は、前作で味わったものとは異質の感動を持って味わう事ができます。
前作同様の名作 ★★★★★
最近の全合成を取り上げながら、各章毎の序説で鍵コンセプトと
鍵反応を示していて、より理解を深めやすくなった。序説での
解説が充実しており、前作ではとりあげられなかった、inverse
demand Diels Alder反応や、ボランを使った不斉アルドール反応、
糖質・ペプチド合成やコンビケムなど、多岐に渡って概説して

くれている。前作に比べると合成ステップ数は比較的少ない
ものが多く、逆に各章はコンパクトにまとまっているので読みやすい。
本文の中には何度も、クラシックスIが引用されており、比較的
簡単な合成の解説は省略されているので、初学者ならば、前作
から読むことをすすめる。前作同様に有機合成化学者を目指すもの
には必携の書といえる。

一度は見るべき書籍 ★★★★★
今回も前作同様反応が詳しく解説されている。ほとんどの合成例は
比較的最近の全合成である。Nicolaou教授が最近出した総説
(Angew.Chem.Int.Ed.2002, 1668-1698)や
(CHEM COMMUN 2003, 551-564)と重なる部分もあるが
さらに詳細に解説されているため、とても役立つ。
辞書的に利用するもよし、最初から読むもよし、日頃の研究に

きっと役に立つことだろう。1と2を両方そろえることをお勧めする。