今回、全面改定した第3版は、最新の国際的な研究を取り入れ、政治的背景やグローバリゼーション、銘柄やプレシジョン・ヴィティカルチャー(精密ブドウ栽培)、コーファーマーテーション(混醸、2種類以上のブドウをブレンドして発酵させる方法)まで、400以上の項目が追補されている。他の項目では、酵母やバレル・オルタナティヴ(オークチップで色や香りをつける方法)、気候の変化、全ワイン産地などが大幅に見直されている。原産地統制呼称ワインや認可されているブドウ品種、国別のワイン生産や消費に関する情報を含む便利なリストや統計付き。
世界の主要ワイン産地の地図や、便利な図表、美しいカラー写真付きのこの本は、他のワイン本と違い、ワインの歴史や文化、地理、科学的背景など多岐にわたる知識を提供し、親しみやすい参考書としても役に立ち、すべてのワイン愛好家がちらっと眺めたり、パラパラめくったり、じっくり読んだりすることができる1冊だ。
ただし、単にワインが好きって人には厳しいです。
ソムリエなどの資格を持っていて、更に上(シニアや海外の資格)を目指す位の知識が前提としてないと読めないかも…。
それでも満点星なのは、普通の人は興味を持たない本だと判断したからです。
私自身も頻繁には開いてませんが、調べ物をするときには重宝しています♪