【セブン-イレブンで24時間受取りOK・送料0円!】 著者/訳者名:宮本常一/著 田村善次郎/編 出版社名:農山漁村文化協会 シリーズ名:百の知恵双書-VISUAL STUDY BOOKS- 013 発行年月:2007年03月 関連キーワード:ニホンジン ノ スマイ イキル バ ノ カタチ ト ソノ ヘンセン ヒヤク ノ チエ ソウシヨ ヴイジユアル スタデイ ブツクス 13 にほんじん の すまい いきる ば の かたち と その へんせん ひやく の ちえ そうしよ ぶいじゆある すたでい ぶつくす 13、 ノウサンギヨソンブンカキ 6805 のうさんぎよそんぶんかき 6805、 ノウサンギヨソンブンカキ 6805 のうさんぎよそんぶんかき 6805 日本人の住まいのかたちは、どのようにして形成されてきたのだろう。それは日本各地の暮らし方や生産のあり方、家族のかたちの変遷とどのように結びついてきたのだろうか。たとえば土間の広い家と狭い家があるのはなぜか。仏壇は住まいのかたちにどの
ほんと 巨人です
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第一部の「日本人の住まいはどのように変わってきたか」が概論であり、第二部の「暮らしの形と住まいの形」は各論(ただし未完)である。
この本を読んだ最初の感想としては、あらためて宮本常一の量と質には圧倒されたということである。本当に「巨人」である。
第二部の「土間の広い家」「土間住まい」「土間の狭い家」などの土間考察。「便所と風呂」など特に興味深かった。
感服するのは出版にあたられた田村善次郎(武蔵美)氏や関係者の努力で必要な写真や図面が補足されきわめて良い状態で鑑賞できることであり、大変敬服に値する。
旅する巨人が見た日本の家
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宮本さんの歩いた日本、そこから民家や住いにこだわりまとめられた一冊。
まだ全てを読んだわけでなく、沢山の写真や図を眺めただけなのだが、興味深いのは、縁側がだんだん失われてきているとの記述。
確かに、縁側のある民家や農家が少なくなっていないだろうか?
その事が日本人としての何かを失っていく過程なのかもしれない。
宮本さんの視点と考察は凄い。
宮本常一の民家論
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「旅する民俗学者」と言われ日本の隅々まで巡り歩いた宮本常一の「家」の本だ。著作集だけで50巻、全....ともなれば100巻と言われる宮本の著作の中で、唯一というべき「民家論」である。
それも建築学や建築史学から民家を論じたというような内容ではなく、あくまでも人、それも生活者の視点から、家、生活、暮らしを見て、民家を書きつづったのが本書だ。民家の原点、土間住まいと床住まいがどう結びついたか、納戸、寝室の起源、便所と風呂に至るまで過去から現在に至る変遷が語られる。