トラブルシュートの対策はネットではなくこの本で!
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ドメインの管理をしていますが、発生した障害について構築ベンダのSEも解決できない問題が起き、悩んでおりました。ハードウェアベンダでもあるベンダで構築したため、OSの詳細レポートを取得して調査をしてもらっても原因は分からず。
Wiresharkでパケットキャプチャをして起動時の通信状況を確認したり、MCP対策講座の講師に相談をしたりといろいろ手を尽くしましたが。MCP講座などでも比較的詳細な解説はありますが、この本は「障害が発生したらどういう調査をすべきか」といった点から詳細に開設されており、大変参考になりました。
ベンダサイドもまだまだ2008でのAD構築の実績がほとんどないらしく、次にリプレースが頻発する次期、もしくはリプレース時期が来ていても2008サーバ R2が安定してから切り替えという企業も多いと思います。
またカスが商売してる
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新品で8,999円というぼったくり価格で商売してるのがいますが、この本さがせばまだ他で在庫ありましたよ。
JUNKUDO書店ではネットでも当然正規の値段3,990円でした。
みなさんあわててこんな値段で買わないように気をつけてください。
Active Directoryの仕様を正確に勉強できます
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Active Directoryに関する分厚い本はたくさんあります。しかし、どの本も肝心の仕様までは解説されていません。一方、こちらの本は障害対応を念頭に置いて執筆されているだけあって、システム運用管理者が本当に知りたかった動作仕様を分かりやすく解説されています。
Active Directoryを2・3年以上の運用経験を持つ管理者が「ADのことなら私に聞け」と言えるレベルに上がる知識を身に付けることができます。
文章力も良く読みやすく体系的に学ぶことができるので星5つとしました。
非常にためになる本です。
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今まで色々なWindows関連の解説本や、トラブルシューティングの書籍を読みましたが、どれも肝心な箇所(FRS,DFS,AD複製の仕組み、復旧方法など)で、曖昧に誤魔化している感がありました。もしくは、著者自身も把握出来ていなかったのでしょう。
この本では、今までマイクロソフトのサイトなどから断片的にしか得られなかった情報が、まとめて記述されています。ADの管理者で、復旧やトラブルシューティング方法に今ひとつ情報不足で、不安を感じている方は、この本をぜひ購入するべきす。久しぶりに役に立つ本を読みました。
実用的な1冊、もう少し工夫すれば完璧
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「障害対策」と書かれていますが、それだけでなく「Active Directoryの仕組み」を理解するにも最適の1冊です。
もちろん、ある程度Windows Server 2003の知識が必要ですが。
タイトルどおり、Active Directoryの障害の対策の要となる
・サーバー等の必要構成数
・バックアップの方針と設定
・起こりうる障害と対応方法
について分かりやすくまとめています。
ただし、障害と対応方法については、
「このような障害の際は、この設定を見よ」
ではなく、
「この設定で起こりうる障害はこれこれ」
的な説明なのが残念なところ。
その点が改善されていれば、間違いなく完璧なガイドになっていたでしょう。
とはいえ、同様の書籍は見当たらない(あえて言うとリソースキットくらい?)なので、Windows Server 2003管理者には必携の書籍です。