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世界最高のホテル プラザでの10年間

価格: ¥1,470
カテゴリ: 単行本
ブランド: 小学館
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ハッタリをかまし過ぎなタイトルに苦笑 ★★☆☆☆
世界の最高級ホテルに泊まり歩き、複数ある世界のホテルランキングを毎年見ているようなホテルフリークなら分かるだろうと思いますが、実はプラザホテルはただ歴史と知名度があるだけで、世界最高のホテルなんかではないです。
本当はニューヨークでも実力はせいぜい中の上ぐらいで、世界のホテルランキングでも100位にすら入らない過去の遺物みたいなホテルであります。
最近イスラエルの不動産王に買収されて大改装されたけど、コンドミニアム部分もホテル部分も相変わらず評判悪いです。
だからはっきり言って他のホテルより優位に立つのは、セントラルパーク沿いのロケーションだけですから、ウォルドフ・アストリアかプラザホテルかと呼ばれた1980年代以前ならともかく、さすがにこのタイトルは大袈裟すぎると思いました。
それにプラザホテルはイヴァナ・トランプが総支配人だった時代に自分が実際泊まった体験から言えば、歴史と知名度だけで中身が全く伴わない情けないホテルでした。
でもこれは自分の個人的体験だけでなく、実は日本人の富裕層や、違いの分かる世界のホテルフリークほどボロクソに酷評する最悪なホテルのひとつとして有名です。それに最近こんなタイトルの本が出ているとNY在住者やNYフリークに教えてあげたところ、全員「日本人は何も知らないからといって、そんなウソを書いたら駄目」「現在はNYのトップ10にも入らない糞ホテル」「そんなバカな・・・」と苦笑してました。
多分ここのみなさんはプラザホテルの実態や評判を全く知らない状態で、著者のハッタリを信じきってレビューを書かれているのは大変残念です。
というか、近年は権威が有る世界のホテルランキングでも1位になったことがないし、このホテルを絶賛する世界のセレブも大富豪もあまりいませんよね。
客観的に見ても、ここは世界的な大都市にある老舗ホテルだけど、数十年前は凄い高級ホテルだったというだけで、著者が勤務していた頃はシンガポールのホンリョングループと世界的な大富豪のサウジアラビアのアルワリード王子がオーナーだったのですが、D・トランプが手離したせいかマスコミも話題にせずパッとしないし落ちぶれていました。
だからタイトルが実態反するってことは、本に書いてある内容が全てウソに思えるので避けるべきです。
しかしこの著者は外国のホテル事情を全く知らない人や、アメリカにも行ったことがない騙し易い日本人を対象にビジネスをしている方のようです。
大体NYのホテルはあまり努力をしなくてもお客さんがどんどん来るので、客室料金が高い割にホテルマンがお客さんに提供するサービスレベルが、あまりにもトホホすぎる都市でもあるのです。
しかしアメリカのホテルはお客さんに直接関係ないビジネス面やシステム面では、効率化が図られていて優れているのですが、その反面、パーソナルサービスは低レベルで粗雑なものしか提供できないので、そんな都市のホテルに勤務していた人の常識を基準に、いくらこれが世界のグローバルスタンダードですと言われても正直辛いです。
だから個人的には、欧米とアジアの高品質な最高級シティホテルや、ラグジュアリーなリゾートホテルを満遍なく渡り歩き、最低でも総支配人を最後に定年まできっちり勤め上げた名ホテルマンの回顧録や、有名ホテルチェーンの日本支社長の方の著作なら素直に読めたのですが、著者は頭でっかちなだけでホテルマンとしては中途半端なキャリアで終わった人だから、著者がこの本以外の本で書いた教訓めいたグローバルスタンダードなビジネス話や、自慢話は半分ぐらい割り引いて読んだほうがいいかもしれません。
所詮この著者のポストはあくまでも日本人客の担当者(ホテル内での競争は限りなくゼロに近い)であり、WASP・ユダヤ人・スイス人のような欧米人と同じ土俵で戦って勝利して幹部になった人じゃないですから。
でも成功しなかったホテルマンの本は、身も蓋も無い暴露話やホンネを語ってをしてくれるけど。
あと個人的には英語が話せるからとか、海外で仕事をしたいからという理由で、プライドが高すぎてあきらかに接客業に不向きな有名大卒の人間が、海外のホテルでホテルマンにならぬよう祈るばかりです。
それにしても著者は優秀でプライドが高いし、自分はお客さんより優れているし偉いと内心思っていること(つまり日本人客はアホで交渉が下手で損をしていているので、優秀な俺様が色々教えてあげよう)が、文章の行間から読み取れるのです。
これは私の思い込みではなく、この本心は著者の書いた別の本や、某サイトのエッセーでは露骨に出しているので、なんで他人に頭を下げるのが仕事のひとつであるホテルマンになったのかよく分かりませんでした。
大体この仕事は苦労する割りに報酬が低いし、著者はプライドが高すぎて明らかにホテルマンに不向きなタイプなので、もっとステイタスのある職業に就いたり、給料が良い商社やマスコミあたりに就職出来たのにと思うと不思議で仕方ないです。(もしかして就職試験に失敗したのかなぁ??)
しかしロンドンのインターコンチネンタルホテルに勤務していた慶応卒のM澤氏の回顧録のような自分が白人になったかのような錯覚をして、日本人客の下品な悪口を言いまくる本よりは上品にまとめているから、読後感は悪くないのが救いですが・・・。


アメリカへ旅行する前に読んでいたほうが良い。 ★★★★☆
 本書で紹介されていることは、アメリカでホテルに滞在する方にとっては必ず目を通しておいた方が良い一冊である。日本のサービスとアメリカでのホテルサービスは全然違うものだと理解できるはずである。
 もちろん根底には文化の違いがあるのだろうけど、知らないと無駄なストレスを生み出すに違いない。
あぁ・・そうそう ★★★★★
うん、うん、わかるわかる。宿屋に携わる者として、苦労や楽しみ!!
日米の感覚の違いはあるものの、もてなしの心は、いっしょ・・
そんなハートフルな1冊
今度、イギリスに遊びに行きます。もてなされる立場になります。
チップなど習慣がないので、どんなタイミングかなどと不安に思ってたけど
この本のおかげでいい旅行者になれそうです。
ありがとうございました。
参考になる本をありがとう ★★★★★
友人に紹介され読み始めました。

ある曲をきっかけに中学生の頃にあこがれたアメリカ。

読めば読むほど引き込まれる文化と社会。
聞きしに勝る個人主義と分業制、意識の違いには
はっと気づかされるものがありました。
数字だけが最終目標なのはどの業種でも同じだけれど
その課程と余裕さに驚きものでした。

形は違えど同じサービス業を長く経験しましたが
それこそ、お客様は神様精心は
常に葛藤とストレスの量産ばかり。
参考になる本をありがとう。


サービスを受ける側に立つとむず痒いなぁと感じてた私には
アメリカは向いているのかも。
楽しかったです。いっきに読みました。 ★★★★★
いつの日か海外で働いてみたいという思いが、心のどこかにあったのだ・・・まだ
そんな思いでいっきに読んでしまいました。
筆者のホテルでの体験は、とても知的で素晴らしいのだけれど、私にとっては冒険小説、青春小説のようでした。
楽しい一冊をありがとう。