細密な植物画を描きたくなり本を探しました。たくさんの本が出ていますが、私が探した中ではいちばん解説と導入の仕方が上手です。植物画を描きたい初心者の方にお勧めします。

先ずは３０分程度の時間をかけてとうがらしを描きます。シンプルな形ですが、光のあたり具合も丁寧に描いていくとかなり満足度の高い作品に仕上がります。
次は１時間程度かけて１輪のパンジー。花びらが単純な花はとても描き易いのです。
徐々に難度を上げながら様々な技法をわかりやすく取り入れてあり非常によくできた本だと思います。
葉っぱひとつとっても色ののせ方、形の取り方などに数ページを費やし丁寧に説明してあります。
この本に沿って一通り学べばかなり上手くなると思います。よく仕上がっている本です。

目にも美しく、読んでもためになる必読の一冊。
植物画の入門書は数多く出版されていますが、作例の美しさ、解説の分かりやすさ、そして「描いてみたい」と思わせる力は群を抜いています。
こういった入門書は絵が綺麗であればあるほど難しく思えてしまいがちですが、文字通りやさしく解説されており、絵筆を持ったことのない人でも入り込みやすい構成になっています。
絵を描くことに興味のない方でも、画集としておすすめです。

お花の描き方、葉っぱの描き方、光沢の描き方等
とても、勉強になる一冊です。
構図のとり方、色の置き方、余白の効果等、
初心者の方で「これからボタニカルアートを」と、
思われてる方には特にお薦めの一冊です。

Ｐ５２の“彩色の実際”りんごの描き方は必見です。
リアルさを追求したい初心者の方、買って損は無いと思います。