この本の著者の方は、和紙に描くということで、なんとも和風の植物画に仕上がっている。
特に和綴じ本風に備忘禄にするのは、なんともいえない風情があっていい。
まるで、平面なさし絵のような絵は日本画や水墨画風の出来だけど、水彩画を使っているので気軽に、簡単に始められる。
製作過程はたくさんの図によって説明されているので、とてもわかりやすい。
技法もいろいろあるけれど、形は取れることを前提に進められているので、あまり初心者向きではない。けれど、たくさん絵の過程、構図が載っているので見ているだけでも楽しい1冊です。