夏目漱石先生の思い出(上)-文士7人による12編
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【解説】
夏目漱石の人物論については、鏡子夫人による『漱石の思い出』や、弟子の小宮豊隆による『夏目漱石』がよく知られています。本書では、文士たちが漱石の思い出を述べた作品12編をまとめてみました。寒月君のモデルの寺田寅彦、『吾輩は猫』を世に出した俳人の高浜虚子、漱石が英国留学後一高講師に推薦した校長の狩野亨吉、漱石山房に出入りした和辻哲郎や芥川龍之介、英国で共に学んだ土井晩翠の回想など、多彩な内容です。小宮とともに格別の関係の弟子だった森田草平の『夏目漱石』(下巻に収録)は漱石を身近に感じさせます。
夏目漱石先生の追憶(寺田寅彦)
夏目先生の俳句と漢詩(寺田寅彦)
温情の裕かな夏目さん(内田魯庵)
漱石と自分(狩野亨吉)
漱石さんのロンドンにおけるエピソード-夏目夫人にまゐらす(土井晩翠)
漱石の人物(和辻哲郎)
夏目先生の追憶(和辻哲郎)
漱石山房の秋(芥川龍之介)
漱石山房の冬(芥川龍之介)
夏目先生と滝田さん(芥川龍之介)
漱石氏と私(抄)(高浜虚子)
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森田草平「漱石先生の思い出」
寺田寅彦、和辻哲郎他「夏目漱石先生の追憶、漱石の人物 他6編」