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日本美術の歴史

価格: ¥2,940
カテゴリ: 単行本
ブランド: 東京大学出版会
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【セブン-イレブンで24時間受取りOK・送料0円!】 著者/訳者名:辻惟雄/著 出版社名:東京大学出版会 発行年月:2005年12月 関連キーワード:ニホン ビジユツ ノ レキシ にほん びじゆつ の れきし、 トウキヨウ ダイガク シユツパンカイ トウキヨウダイガクシユツパンカイ 5149 とうきよう だいがく しゆつぱんかい とうきようだいがくしゆつぱんかい 5149、 トウキヨウ ダイガク シユツパンカイ トウキヨウダイガクシユツパンカイ 5149 とうきよう だいがく しゆつぱんかい とうきようだいがくしゆつぱんかい 5149 『奇想の系譜』から35年。岩佐又兵衛、狩野山雪、伊藤若冲、曾我蕭白、長澤芦雪、歌川国芳の「発見」を通して、日本美術の独創的なおもしろさ、新しさを論じた著者が、いま、縄文からマンガ・アニメまで、360枚の図版とともに日本美術の流れと特質を大胆に俯瞰する。書下し、オールカラー。装丁・横尾忠則。 第1章 縄文美術-原始の想像力第2章 弥生・古墳美術第3章 飛
めちゃくちゃ面白い美術の概説書 ★★★★★
縄文土器から現代のアニメまで、「一人の人間が書き下ろし、読んで面白く、かつ教科書としても使える本」を目指して書かれた美術史の概説書です。

概説書とはいえ、こんな本が一人の人間の手によって書かれた事実がまず凄いし、面白いし、好きです(笑)
ただ、著者本人があとがきで書いているように、一人で書いた分著者の専門である絵画史の記述に比べ、他の分野は希薄になっているのは少し注意が必要かもしれません。
そんなことは小さいことに思えるぐらい面白い本なので個人的には全然気になりませんが(他の分野を知りたければ他の本を読みます)。

380枚を超えるカラー図版を見ているだけで楽しい!
450ページ程のボリュームがありますが、ドンドン読み進んでしまいます。
もっと詳しく知りたい人にはかなり専門的な文献案内も付いてくるので本書では足りないという方も次に読む本に困らないのではないかと思います。

単純に面白いだけでなく、一冊持っていれば色々参照できて役に立つのではないでしょうか。
素晴らしい一冊だと思います。
いやー、面白かった。 ★★★★★
書名の通り、日本美術の歴史を一冊で概観できる良書。
美術品と製作された時代背景の両方について説明されていて、その作品が生まれた時代感もよくわかる。
日本美術に興味を持ち始めたひとにお勧めしたい良書。
目で見て覚える日本文化のすばらしさ。 ★★★★★
まさにタイトル通り。日本美術の教科書。一個人の美的基準によって構成される本書は、一貫したテーマに集約されていて、内容にブレがない。

縄文美術から現代の美術まで網羅されている。個人的には、
◆弥生・古墳美術
◆飛鳥・白鳳美術
◆奈良時代の美術
あたりがとても魅力的で、読み応えがあった。

提唱者ゆえか、桃山美術の「かざり」については、他の追随を許さぬ筆者の切れのいい解説に大いに刺激された。爛熟した美しさにため息がでた。

改めて考えるまでもないが、美術史は、宗教史であり仏教史でもある。貴重な図版がこれでもか!というくらい掲載されていて、資料的に利用度が高い。美術全集や仏教美術を開かなくても、これ1冊で全部をみることができる。
「宗教史」「思想史」を考える上でも、大いに役立つ。
一人で日本美術の通史を書き上げるという試み ★★★★★
日本美術の通史を一人で書き上げるというのは暴挙なのでしょうか、それとも快挙なのでしょうか。辻惟雄という奇想を追い求めた美術史学者がその教育・研究の集大成として日本美術の教科書を書くという勇気に敬意を表したいと思います。読了後の感想はとてもしっかりとした通史だったと感じました。

全ページを一人の書き手にゆだねたことによって語り口調がソフトで、教科書くさい堅苦しさが無くなったのはよかったです。記述の信頼においても、あとがきに書かれているように、筆者の専門領域とは違う分野においては、陶磁、仏画、建築、彫刻、絵画、近現代、考古の各分野に多くの専門家に確認してもらい、意見が反映されているのを読むと安心します。山下裕二氏も全体を見ているようで、視点の斬新さは筆者と共通点がありそうです。

まえがきに「『美術』とはいったいなにか?」という根源的な問いかけからスタートしています。「外来美術の影響下に目まぐるしく装いを変えながらも、その底にいつも変わらずあり続ける日本美術の常数」ということを考えながら、筆者は「かざり」「あそび」「アニミズム」の3つをキーワードとして、日本美術の探訪をスタートしました。視点のユニークさが本書の魅力ともなっています。

さすがに絵画の記述は参考になります。狩野派の流れとは別に、若冲、蕭白、蘆雪という奇想の絵師を現代に呼び戻した立役者だけあって実に分かりやすいものです。光悦、宗達、光琳、酒井抱一などの琳派の流れや、それに続く河鍋暁斎への続く系統も理解しやすいものでした。近現代の中には、他の美術書ではあまり取り上げない珍しい絵画も掲載してあり、興味深く眺めていました。380枚のカラー図版が使用されており、目で理解できるように編集されています。
日本美術 最良の案内書 ★★★★★
日本美術の有名どころの作品が満載です。
写真だけを見ていても 非常に楽しい。

義務教育で美術を学んだに留まる私のようなものにこそ、
楽しめる本だと思います。

辻先生の解説も、端的に的確なので非常にわかりやすいです。