演技力
★★★★★
原作ファンですが、脇役含め皆さん演技がいい。3兄弟妹の演技力に圧倒されました。 特に二宮くん。以前から演技力での評価高いのは知ってましたが、ここまでとは…。素晴らしいです。笑いからシリアスと様々な場面でブレがなく、自然とひきこまれてしまいます。中盤から終盤と弟に怒鳴るシーンが何回か出てきますが、上手すぎて何回も観てしまいました。いずれも、妹を思う兄の気持ちが伝わってきます。迫力あるのに切なくてすごく好きな場面です。8話で刑事役の三浦友和さんに、犯人つかまったらどうするか聞かれた時の演技。シーン終わりの表情まで最高にひきこまれます。 錦戸くん、戸田さんも素晴らしく、いつの間にかこの3兄弟妹の幸せを本当に祈ってしまってる自分がいたりして。 原作とは少し違う気持ちでしたが、感動は同じでした。
原作をより昇華させた名作
★★★★★
東野圭吾は好きで、原作もドラマも良く見ますが、このドラマはその中でも大好きな作品になりました。
ドラマを見た後で原作も読みましたが、話の核心部分についてはセリフも含めてかなり原作に忠実です。
その上で、ドラマの方では魅力的な脇役を配し、主要人物と主役との関係性もより深く描いてあります。
終結部分が原作と少し違いますが、私はドラマの方がよりハッピーエンドで、全体を通して救いのある
内容になったと思います。
サイドストーリー部分でかなりコメディタッチの脚本になっていますが、その部分も気に入っています。
小説や漫画の映像化は、映画だと原作を超えられないことが多いですが、連ドラだと時間を十分取れますし、
脚本が良ければより良い作品になり得るということを改めて感じました。
素晴らしい実写化
★★★★★
放送されてから時間が経っても、心の中にずっと残り続けるお気に入りの作品です。
原作はドラマが始まってから読み始めたので、「きっと原作はもっとシリアスなんだろうなぁ?」と思いながら見ていました。
実際に原作を読んでみると、三兄弟のキャラクター設定もかなり面白おかしく脚色されていますし、詐欺の被害者など、登場人物全てが宮藤さんワールドに膨らんでいます。
しかしそのおかげで、登場人物全てが人間味溢れる、愛らしいキャラクターに生まれ変わっています。
以前宮藤さんがインタビューで「キャストには全員に『この作品に出て良かった』と思ってもらえるように愛情を注ぎました」と言っていましたが、大成功だと思います。
全ての脇役も脇役にとどまらない、いい味出しています。
この作品が心に残るのは、なんといっても出演者の演技が良いからだと思います。
柄本明さん、三浦友和さんなど大御所陣が素晴らしいのはさることながら、
なんといっても三兄弟、特に二宮さんの演技に心を揺さぶられました。
彼はとにかく「陰のある役」が似合います。
脚本がコメディタッチにアレンジしてあるにも関わらず、彼のセリフの端々や表情に「哀しさ」が漂っているおかげで、冒頭にある「殺人事件」のシリアスさがぶれません。
原作のシリアスさには上手くコメディをのせて、逆にあまり描かれていない三兄弟の幼少期を丁寧に描くことで、より感情移入しやすいようになっています。
コメディ色とシリアスさのバランスも絶妙です。
何度見返してみても、素晴らしい実写化だと思います。
何回も見てます!
★★★★★
ストーリーが切なかったり楽しかったり・・・もう5回は見てます!
是非、見てない方でも見た方でも納得いく内容です!
何度も観たいとは思えない
★★★☆☆
原作は知らないし宮藤官九郎さんもよく知りませんが、個人的には正直言ってあまり良かったとは思えません。犯人が気になるから最後まで観たけど、という感じです。