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なめくじ艦隊―志ん生半生記 (ちくま文庫)

価格: ¥693
カテゴリ: 文庫
ブランド: 筑摩書房
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貧乏でも楽しく生きる達人 ★★★★★
今では東京スカイツリーで話題に上る業平橋。
昭和の初め頃は、湿地を造成したような場所で、蚊やナメクジが
大量発生したという。
志ん生師匠が住んだ「なめくじ長屋」での話が表題となっている。

戦争や貧乏暮らしなど、事実としては悲惨な話が続くが、
師匠の言葉から悲壮感は伝わってこない。
話には、どこかやわらかみがあるのだ。
それだけではなく、希望を捨てない精神も持ち合わせていた。

芸だけでなく「人生の達人」でもあった。
読み終わったあとに満腹感に似たようなものを感じた。
元祖、業の肯定 ★★★★★
いままで立川談志家元が落語は人間の業の肯定だって説いていて落語の噺に興味をもった私でしたが、
この本では志ん生師匠がそれについて説いています
まずは読んでみよう
壮絶な志ん生の半生記。 ★★★★★
 この話しは、あまりに有名であるが、ここまでリアルに語られると唖然とする。
 晩年、今の表現で言えば「大ブレーク」した志ん生師匠の苦闘時代の話であるが、その生活自体が「落語」である。
 関東大震災の際にただ酒を飲んだくれるなど、さすがだと思う。

 今となっては、わかりにくい部分もあるが、これを読んだ上で師匠のCDを聞くと、理解が深まると思いますね。

えー ★★★★☆
あたしは落語には詳しくないんです、叔父貴の同級生が「笑点」に出てるってんで子供の時分に手叩いて喜んでテレビみてたくらいで。でも何かのきっかけで古今亭志ん生のCDを聴きましてね、それでよかったものだからこの本にも手を出してみたんです。いや、最初っから最後までずっと貧乏話で酒飲み話なんですが、ホントに面白おかしいです。物事、見方でずいぶん様子が変わる、そういう精神が読んで取れるんです。