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資本論〈第1巻(上)〉 (マルクス・コレクション)

価格: ¥3,360
カテゴリ: 単行本
ブランド: 筑摩書房
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【セブン-イレブンで24時間受取りOK・送料0円!】 著者/訳者名:カール・マルクス/著 出版社名:筑摩書房 発行年月:2005年01月 関連キーワード:マルクス コレクシヨン 4 シホンロン 1-1 まるくす これくしよん 4 しほんろん 1-1、 チクマ シヨボウ チクマシヨボウ 4604 ちくま しよぼう ちくましよぼう 4604、 チクマ シヨボウ チクマシヨボウ 4604 ちくま しよぼう ちくましよぼう 4604 『資本論』は西欧2500年の歴史のなかで初めて、社会の存立構造を体系的に厳密に解明した画期的著作えある。だれもが読める平明で清新な翻訳、ここに登場。 第1巻 資本の生産過程(商品と貨幣貨幣の資本への変容絶対的剰余価値の生産相対的剰余価値の生産)
ひまじねーしょん ★★★★☆
宣伝文句の「小説のように読める」とまでは行かないが、訳文のリズムに配慮したのが特徴。大きな役割を果たしているのが、原書第4版では削除されたイタリック体の強調を復活していることで(訳文では太字)、ページの見栄えにメリハリが付いている。しかしこの強調はドイツ語のリズムをとるのが主目的であったようで、大半は内容上の強調点ではない。
術語の訳もしゃれた雰囲気を出すのに一役買っているようだ。しかし内容の正確さが犠牲になってると思える部分もある。たとえば第3章で従来は「貨幣の通流」と訳されてたのが「回流」となっているが、この場合の通流は貨幣流通(サーキュレーション)と違って出発点に戻らず遠ざかる貨幣の運動を指しているので、回流とすると戻ってくるような印象を与えてしまう気がする。
第1巻の訳しか無いのと、原書ページが付いてなく学習会などで不便なので、すでに他の訳を持っていて、新しい雰囲気の訳を味わってみたい人向け。いまどき資本論の新訳を出す志は素晴らしいと思う。