ネイティブに笑われないクールイングリッシュ ―日本人の9割はダサい英語を話している (impress QuickBooks)
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「笑っていいとも!」出演のサマー先生が、日本人のダサい英語を一掃!?
ネイティブは「Hello.」って挨拶しない!?
「Pardon?」なんてネイティブは使わない!?
教科書で覚えて正しいと思っている英語の多くは、ネイティブが日常的に使わない英語だって知っていましたか? 「笑っていいとも!」にも登場していたアメリカ人の英会話講師・サマー先生が、日本人の不自然な英語をビシバシ指摘。目からウロコ、かつ実用的な英会話術が盛りだくさん。具体的なシーンから、ネイティブが使うフレーズをどんどん覚えられます。
これであなたも、自信を持ってネイティブと対等な会話ができるようになります!
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■本著における「ダサい」の定義 (本著より抜粋)
もちろん、何が「ダサく」て何が「ダサくない」かは相対的に判断されることです。本著で評価している見解に対して、同意するネイティブもいれば同意しないネイティブもいるでしょう。また、この本でいう「ネイティブ」は、現代のアメリカ人のことを指しています。そのためこの本では「あまり使わない」と評価していても、他の英語圏の国ではよく使われている表現はあると思います。
しかし、できるだけ個人的な見解を排除して、アメリカンネイティブの一般的な立場から評価するように努めました。
ここでいう「ダサくない」とは、「スラング」や「若い人が使う」、または「流行っている」という意味での“cool”な英語ではありません。そうした英語は場合によって失礼になることもありますし、流行り廃りもあります。本著でお伝えするのは、適切で一般的な言い方、洗練されたフレーズだと思ってください。
ただし、紹介する「ダサくない」フレーズも、状況や場所、話す相手などによって、適切な丁寧さや話し方は異なってきます。本著でダサいとしているフレーズがどんな状況でもダサいわけではありません。実際、ネイティブが、本著で紹介しているダサいフレーズを使っているのを聞くことがあるかも知れません。
「ダサい/ダサくない」の理解を深めてもらうために、文法解説のコーナーでは、同じフレーズでもどんな時にダサくなり、どんな時はそうではないのか、ダサいフレーズの代わりにどのように言えばよいのかも解説しています。単に言葉のおおまかな定義を説明するのではなく、ネイティブが感じるニュアンスについても細かく説明を加えました。
テキストの中では、欧米(主にアメリカ)と日本とのジョークや文化的な違いについても言及します。文化の話は時に人を不快に感じさせてしまうこともありますが、もちろんそのようなことは望んでいません。面白く記憶に残るようにという意図で入れていますのでご了承ください。
■本著の英語レベル (本著より抜粋)
本著は、ほぼすべてのレベルの人に適しています。ある程度の基礎文法については理解しているほうが望ましいのですが、文法に自信がない場合でも大丈夫です。文法解説をしていないフレーズについても、ほとんど日本語訳をつけていますので、理解できるでしょう。
テキスト最初の方は、なるべく簡単な英語を使用しています。しかし、読者の皆さんが本著に慣れて学習を進めるのに従って、少しずつ難しくなっていきます。
最も適しているのは初中級者や中級者です。ただし、上級者であっても、この本から得られる知識はたくさんあると思います。私の経験上、上級者と言われる人でもほとんどの人が初期に習ったダサい英語の悪い習慣が残っているからです。さらに言えば、多くの人は、語彙を理解しているつもりでも実際の表現の背後にあるニュアンスを把握しきれていません。ダサい英語を使っていないか、確認しながら学習を進めてくださいね。
■目次
Chapter 1.
Meeting for the First Time on an Airplane ‐ Giving a Self-Introduction
(自己紹介をする)
Chapter 2.
Confirming your Level of English ‐ Phrases for When you don't Understand
(相手の言っていることが理解できない時のフレーズ)
Chapter 3.
Speaking with a Flight Attendant - Polite Language
(丁寧に話す 1)
Chapter 4.
Getting Out to Go to the Bathroom on an Airplane ‐ Polite Language 2
(丁寧に話す 2)
Chapter 5.
Hometowns - Aidzuchi in English 1
(英語であいづちをうつ 1)
Chapter 6.
Hobbies - Aidzuchi in English 2
(英語であいづちをうつ 2)
Chapter 7.
Jobs - Keeping the Conversation Interesting with Questions
(質問をして会話を膨らませる)
Chapter 8.
Saying Goodbye for the First Time ‐Goodbye Greetings and Planning to Meet Again
(初対面での別れの挨拶と再会の約束)
■著者プロフィール
Summer Rane (サマー・レイン)
アメリカシアトル生まれ。2008年に来日し、2012年早稲田大学卒業。日本語はペラペラ! 現在は日本で英会話講師を務めながら、大学の教授を目指している。2014年、テレビ番組「笑っていいとも!」の発音王コーナーに先生として出演後、2018年には「世界一受けたい授業」で講義をした経験もある。