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ソフトウェア・テスト PRESS Vol.3

価格: ¥1,659
カテゴリ: 大型本
ブランド: 技術評論社
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試験は自動化したいです。 ★★★★★
試験は自動化したいです。ただし、自動化することで効果があることだけを自動化したいのであって、無駄な試験まで自動化する必要はないと思います。
ただ、安心のために実行する試験もあるので、何が無駄かは難しい問題があるかもしれません。
思いのほかマインドマップが ★★★★☆
昨今のソフトウェア開発において、開発期間が益々短くなりプロジェクトの人数も少なくなってきている。そうすると、品質にしわ寄せがくるわけであり、「テストの自動化」の表紙に引かれ購入した。内容としては満足できるものであり、テスト自動化ツールをただ導入すれはいいと言うものではなく、その弊害に対しても突っ込んで書いてありためになる本であった。

あと、タイトルにあるようにマインドマップをテスト設計に使うと言う記事が面白かった。たしかにテストの項目を挙げるというのは経験によるものが多く、新人に作らせた場合はCLのレビューにより漏れを指摘して項目作成の勘所を伝授して行くだけであった。
そこに記事のような手法で項目のマインドマップを作らせて、それを元にレビューを行うと作成者の新人だけでなく、レビューする側も発想の可視化によって、より内容の濃いレビューが行えるのでは?と思えた。これは是非とも実践せねば。
テスト嫌いの技術者にテストさせる方法 ★★★★☆
テストケースの管理どころか、障害管理、ファイル管理、ソースコード食わせればUMLはくわというお高い化け物のような統合開発プラットフォームIBM社のRationalがあることは知ってはいるけど、んなもん、買えるか!!
といういうプロジェクトの悩みを解決できないかと購入。
みんな苦労してるんだね。ちょっと安心。

フリーウエアはやはり、イマイチ。どうやって外付けで運用するかって話しでもあるのでしょうが、自動で同値テストや境界値テストを設定してくれるツールも、そのテストが妥当なの?ってこととか、抜けはないのってことは、所詮人間が見極めること。
それがはっきり書いてあるのがカイ。

ツールを使うことは確かに仕様変更やバグ修正の度にUT仕様書をWordで書きましょう!ってな話しのプロジェクトから見れば格段に工数節約にはなるのですが、テストケースを設定するという行動自体が、自分の設計やコーディングの漏れ等を客観的に評価する作業なんで、技術者を育てるという観点からみたときに、どうなんでしょうね?。
テスト自体は楽になるし、生産性はあがる。でも、本来自分へのフィードバックがもっとも多い工程をツール化することの弊害まではだれも触れていないのが気になる。

お題目だけの業界誌とことなり、このシリーズの強みの実際の運用例が載っていることは評価しますが、どうなんだろうね。
テスト技術者必読本 ★★★★★
この雑誌もVol.3まで出版されてきました。
テスト技術者の方、テスト技術者になろうとする方には必読本になると思います。テストレビュー方法やテスト技術者の育成方法もあります。
テストの自動化は非常に難しい問題であるにもかかわらず、非常に分かりやすく記載されています。筆者の技術力の高さがよく分かります。
マインドマップを利用した3色ボールペンの活用方法もすばらしいです。とにかく、全章において読み応え抜群だと思います。
ある程度の経験がないと分からない部分もあるかもわかりませんが。
良書であるのは間違いないです。
テストの自動化について ★★★★☆
本書は機能テストツールについてはもちろん、単体テストや負荷テストツール等、テスト自動化の記事が盛り沢山です。
機能テストは、IBM RationalやMercury社等この業界では主力メーカーのツールが紹介されており、単体テストについては、俗に言うxUNITなどのユニットテストについての記事がありました。
著名なテストツールについて取り上げられていますから、これから導入検討を考える上で比較検討するための格好の材料になると思います。
本書を読むと、テストの自動化とは、人員や工数を削減するものではなく、検査の網羅率を上げるためのものなのだと、つくづく感じます。
テスト技術者のみならず、ソフトウェア開発者には必携の一冊です。