思ったことを顕現させ、望む現実をつくるために。
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キバリオンとは、古代エジプトの支配階級者が活用していた宇宙法則。
本書は、精神の変容をもたらす錬金術、「ヘルメスの七大原理」を説く。
宇宙の源、根源的な力、「全」(All that is)と創造について
「逆説の法則」...絶対と相対
「引き戻しの法則」
「対応の原理」と物質・精神・霊の関係
「振動の原理」を用いて心の状態を整える
「極性の原理」を用いて自他の心に変化を起こす
「リズムの原理」のかわし方
「原因と結果」を用いて環境をコントロールする
「男女の性の原理」と物理現象
「意思の力」を働かせる
「ヘルメスの格言」を実践する
---火を灯し、清らかな愛のしごとに生きる。---
なんだかとっても凄い本。
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正直言って、本書に書かれてある内容が理解できているかには全く自信がない。
ましてや、書かれてある法則を活用できるかといえば、ほとんど無理といわざるを得ない。
ここで書かれてある奥義といわれるものも、ただ読むことしかできなければ、ただの活字にすぎない。アトキンソンにしても、この本を読む人のうちの殆どの人が内容を理解できず、活用できないだろうと思っていたのではないだろうか。それでも、版を重ね、日本語にまで翻訳されて、多くの人の手にわたっている。こうして、多くの人が奥義といわれるモノを手にする機会を得ていることになる。
多くの人が理解できて活用できるほどに簡単な内容であれば、凡そ奥義とは言えないのではないだろうか。つまり、どんなに多くの人の手に渡ろうとも、まさに「猫に小判、豚に真珠」その価値をまったく知ることなく、価値もわからず読んで、惜しげもなく手放す。
ごくごくわずかな人だけが、これらの法則の真意を理解し活用する。だからこそ奥義といわれるのだろう。価値あるものとは、意外に身近にあるものなんでしょうね。
これ以上も以下もない! すべての真理の源泉!
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どんな魅力的なタイトルの自己啓発書や、DVD 、セミナーはポイントを絞る上では
多少有効かもしれませんが、もし、それらに出会う前にこの一冊に触れていたら。。
そう思う非常に中身の濃い内容です。引き寄せの法則も、宇宙の法則も、
因果の法則、法則、法則と謡われ、さらには成功哲学といわれる類も、
この一冊のある一部分に体験談や、統計的要素、誰でもできるワークショップ的要素を
肉付けしたにすぎないと見破れるようになるます。
ですから、あなた自身が、まず、いろんな哲学書で語られている内容の
骨組み、根幹をこの一冊でマスターしてしまえば、あなたは人生のマスターキーを
手にいれ、他人の口から語られるものを単に受け入れる立場から、
あなた自身が法則について体験し、語り、それを発信していく、いわば、
あなたの人生の主人となり、そして、あなたの生きる世界の主となり、
組織を支配する側の存在になっていくのは間違いないでしょう!
ひとつひとつは簡潔な言葉がつづられていますので、さらっと立ち読みした程度では、
何もつかめないと思いますが、書かれている内容について自らの経験を当てはめる
努力と、実践に挑戦していけば、あなたはこの宇宙に生きる、
真のパワーエリートとなるでしょう!
頭でなく、魂でそのすごさを体感してみてください。
人生の荒波を超えるには、この一冊。
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キバリオン自体は、世界最古の哲学書と言えましょう。
エジプトの遺跡から、エメラルドに刻印されたプレートが出てきたのだとか。
ヘルメスの格言集がキバリオン、この本は、アトキンソンによる解説書です。
見えない世界の水先案内人として。アトキンソンが非常に優秀であることは
徳間書店一連の引き寄せの法則シリーズ、特にオーラ編などで思いました。
ですが、その彼の説明を読んでも、キバリオンは更に奥深い含蓄。
それだけに読む面白さもあります。
「知の深淵」への招待状とも理解できます。
キバリオン研究所も参考になるかと思います。http://ameblo.jp/kybalion
極性、リズム、性、精神性、対応、振動、原因と結果の原理のすべてが
理解できれば、宇宙は今までと違った顔で見えてくるでしょう。世界に
呑まれて生きるのではなく、自分が主人公の人生を生きる方法が
秘められた本だと思います。最高奥儀書と言って過言ではありません。
神秘を解き明かす、聖書や各種宗教の源流と感じます。
精神世界の探求者には、必携の一冊でしょう。
「全は精神。宇宙は精神的である」
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「キバリオン」はシカゴの法律家で神秘哲学者のウィリアム・w・アトキンソンが「3人の秘儀到達者」のペンネームで書いた密教の奥義書というべきもの。
キバリオンは文明発祥の地古代エジプトのイニシエート(秘儀到達者)が今から4千年前に惑星の各地から集まった代表者たちに文明を起こすために伝授したものです。そこに日本が含まれていると著者は書いています。伝授されたのは誰でしょう。興味あるところですね。
宇宙の法則をヘルメス(トト、メルクリウス、メルキゼデク)から伝授されて各地に散った代表者たちは、受けた秘儀を国家建設に役立て、後継者へと継承させました。この原理は長い歴史上で支配者階級が握ってきたものなので、大衆は支配者の意のまま(イメージに動かされるまま)になっています。
支配者には被支配者階級が必要ですからコントロールするにはランクを下にしておかなければなりません。大衆は、人生という国家を建設することがなかなかできずに、牛馬のように働くだけです。 アトキンソンは支配者階級の造反勢力なのでしょうか、人生のチェスボードの上を駒のように動かされる大衆のレベルから、人生を支配するマスターレベルに上がれとの一念でこの本を執筆しているそうです。
しかし、原則のみを説いて具体的なエクササイズは省いています。読み取れる人だけが「秘密」を探り出せるように、うまく編集されている本です。読み取れない人は何もわからず終わってしまうかもしれませんが、それでも「すごい本だ!」と思うはず。
キバリオンは宇宙の法則を人生に応用できるように、原則を7分割して記しています。その1が「宇宙の精神性」。
宇宙は「全」(神や創造主という語を使っていません)の精神的創造であると著者はいいます。わかりやすくいうと、「全」がイメージした通りに物質が集め寄せられて目に見える宇宙が今存在するということ。
宇宙は神の指令通りに顕現し、人は神のイメージ通りに造られたと創世記にもあります。イメージ(像)はブループリント。イメージの通りに創造されるのが宇宙の法則であり、創造するのは霊のエネルギーです。どんな小さな創造にもこのイメージによる創造が適用されます。
イメージが物質化するのが自然の法則となれば、どんなイメージを創造するかがきわめて大切になります。人がメンタルイメージを創造し、無意識がそのイメージを物質化させる道を作り、人はそのラインに沿って行動します。
「全」あるいは神の力強いメンタルイメージが引力の中心になり、神の体である宇宙の物質を動かして、イメージ通りの宇宙を創造し続けています。それで、神のイメージに造られた人間も、この原理を使うことにより、自分の小宇宙において似たようなことを実現できるわけです。
メンタルイメージの創造力によって人生を変えることができるのです。まずは小宇宙(日常)から変える仕事に就きましょう。
日常生活で何か望むことがあればそれが格好の訓練。その望みに応じたメンタルイメージを形成すると、望むメンタルオーラの色と形が創造されます。それを維持させることにより、引力が発生します。そこに同種のエネルギーが集まり、引力はますます強まり、人は無意識のうちに目的完遂に向けて動き始め、目的を実現します。私自身目標を1年で実現しました。
オーラ篇も必読です!