「百合と薔薇」 ゲーテ・シュタイナー的自然観察への誘い
価格: ¥2,484
本書は、幼児をはじめ、多くの人に愛されるチューリップを入り口に、
植物の叡智に満ちた世界をめぐる旅へと、読者を誘います。
それは、植物の注意深い観察から始まり、
《考えるように見、観るように考える》ゲーテ的観察により深められていきます。
さらに、花の姿かたちと私たちの魂の内的な仕草の類似の探求、
そして、百合と薔薇の象徴の秘められた意味の探求へと繋がっていきます。
・・・
そうした様々な植物へのまなざし、一種の《植物への帰依》は、
やがて薬草としての植物への洞察を啓くことになるでしょう。
というのも、
《私たちの魂こそが、植物がその究極的な姿を顕す舞台である》
からです。
本書には、多くの画・図版が散りばめられています。
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本書の目次
Ⅰ 比べて観る
Ⅱ 花の姿の中に人間の心を観る
Ⅲ ゲーテ・シュタイナー的観察法
エピローグ 天と地を結ぶ植物
あとがきに代えて 薬用植物への誘い