ぼくは、信号無視の大型車に轢かれて、全身打撲と脳損傷の重傷を負わされてしまいました。バイクで青信号を進んでいたら、真横の赤信号から高速道路並みのスピードで突っ込まれたわけですから、轢かれたときのことは覚えていません。
　意識が回復したのは、事故から１ヶ月以上経ってからですから、そのときは、何で病院のベッドに寝ているのかわかりませんでした。体が思うように動かないので、「なんで動かないの？」と不思議でした。
　あとで訊くと、事故後は危篤だったそうで、ぼくの家族は「命が助かる」とは思わなかったそうです。でも、被害を受けたぼくは、大腿骨骨折は手術を受けたそうですが、まだ、骨はくっついておらず、金属で固定されている状態で、うまく動きません。それは脳損傷で高次脳機能障害を負わされているからなんだそうです。

　事故を受ける前は、「高次脳機能障害」ということは、知識として知っていたんだと思いますが、まさか自分が負わされるとは思っていなかったでしょう。
　その入院先の病院のリハビリで、このソフトを使っていました。それが自宅で使えるとは思っていませんでしたので、ここで見つけて迷わず購入させていただきました。高次脳機能障害を負わされたものにとって、レビューを記入することがこれほど大変だと思いませんでした。
　まず、記憶障害と運動障害等のほか、言語が良くわからなくなっていますが、そんなぼくにとってわかりやすく説明してくれるソフトです。今の段階だと、ここまで表現するだけでも、大変なことですが、それもリハビリと思ってがんばっています。

　だから、このソフトが他の人にも素晴らしく感じるかどうかはわかりませんが、ぼくにとっては、最高のソフトだと思います。他にどんなソフトがあるのか、わかりませんし、比較しようがありませんので、断言できませんが、ぼくの回復の強い見方になってくれていることは間違いありません。このソフトを開発してくれた先生方に感謝します。ありがとうございます。

６２歳の男性です。現在、定年退職後から英書の翻訳の勉強を始めています。勉強の開始が遅いということもあり、翻訳能力の要である記憶力、応用力、推論力などの脳機能の衰えがあるかどうかが気になるところですのでためしに当製品を購入し、二日に一回ほど標準のテスト７種の組み合わせと、ランダムにソフトのほうが６種類選ぶテストを試みています。感想としては、一応自分の高次脳機能に安心感を持てた、といったところでしょうか。しかしほんとうは、自分のＩＱの絶対数字が知りたいところです。翻訳学校に通っていますが、議論では年齢を重ねたせいか若い人々に負けないけれども、翻訳能力の進歩ではなかなか進捗しなかったりすることを自覚し、追い抜かれているとも思います。勉強のスタートが遅い分、ほんとうにプロになれるまで進歩できるのか、あるいは単なる趣味のレベルで終わるのか、判断をしたいところです。そして、プロになるにはスタートが遅い分、絶対的なＩＱが高いほど良いに決まっていると考えます。ですから、自分のＩＱが分布のどの辺に位置しているのかも分かるようなソフトにしていただければ、より役に立つと思います。

実は父のパソコンがネットに接続されていず、まだ使うことができていません。残念！
私のパソコンでは試してみましたが、私にも訓練になりそうです。見当識など父におおいに役立ちそうなのですが・・・。

脳機能のバランスアップのためこのソフトでトレーニング続行中です。
さまざまなメニューから好きな種目を選んで遊び感覚で訓練できるのが良いです。
また、この訓練で、スポーツの技術も向上したり、対人関係のスキルにも効果があるので、心理面で悩みのある人にもお薦めしたいですね。

橋本先生の講演会に二度ほど出席して、
その際に紹介されて興味を持って買いました。
ぶっちゃけ、このソフトより先生の講演が猛烈に面白かったです。笑

このソフトは７つの評価軸から機能訓練を行うソフトです。
基本３種バランスチェック、
標準７種バランスチェックと個別の訓練が行え、
その記録、印刷、表示やデータの送信が行えます。

自分の高次脳機能訓練を自宅のパソコンで出来て確認も出来ますが、
それだけでは川島隆太教授の「大人のドリル」と大きくはかわりません。
このソフトの長所は、自分の行った訓練をリハビリ担当療法士や医師と共有できるといった点でしょう。

また、この病気に対する治療法や訓練方法の確立にも貢献できると思います。