しかし分かりやすすぎる/味もそっけもない、と思ってしまうのは事実。エリクソンを丸ごととらえようというより、エリクソンから使えるものを引き出そう、それをあなたにも使える形で提供しようという本なので、それは長所でもある。
エリクソンは常々、私のまねをするな、自分のやり方でやりなさいと言っていたらしい。そういう意味では、実にオハンロン的なやり方で、エリクソンを使ってる本。それは多分師匠エリクソンの意にも適うやり方なのかもしれない。