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ミクロ経済学〈2〉 (モダン・エコノミックス 2)

価格: ¥4,200
カテゴリ: 単行本
ブランド: 岩波書店
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厚生経済学を意識した中級ミクロ ★★★★★
久しぶりに読み直してみたが、やはりいい本。
ミクロ経済学の学習では、余剰分析の限界とか、補償原理とその後の新厚生経済学の破綻とか、厚生経済学的基礎についての学習が地味に大事。それらをほとんど踏まえないいい加減な政策提言も多い。しかも、このあたりをきちんと扱っているミクロの本はほとんどない。さらに言えば、公共経済学の本でも、このあたりのトピックは薄い。その点、この本は日本を代表する厚生経済学者が執筆していることもあり、そのあたりのトピックが充実している。20年以上前の本だが、今でもいい本だと思う。

ただし、ゲーム理論以前の本なので、そっち方面は別の本で補うべし。
一見とっつきにくそうだが・・・ ★★★★☆
 実際には、下手に簡単な説明がされているよりも、ここまできっちりとした手法で記述されている方が理解しやすいと感じた。巷で言われるほど難解でもないし、数式なんざすぐに慣れる。同じようなレベルといわれる西村(茶色)、数学を使っていないとうそぶく(嘘つく?)西村緑などよりもはるかにわかりやすく(比べる相手が悪い?)、経済学の基本的な概念について背景まで理解できる。
 いきなりこれに取り組めばいい、と言っている人もいるが、かなり難解なことは確かなのでお勧めしない。私は、矢野誠の二冊を読んでから、経済数学のテキストを読み、それから、この本に取り組んだ。取り組むにはある程度段階を踏んだ方がいいと思う。悪い本ではない。
オールドエコノミクス ★☆☆☆☆
20年前のモダンエコノミクスも、今となってはオールドエコノミクス。
日進月歩の経済学の世界で、これだけ昔の本(かつ、過剰に難解な本)を
勉強する意味はほとんどないといえる。

特にゲーム論のように、ここ10年の間に飛躍的な進歩を遂げた分野については、
本書は入門書としても全く不適である。

厚生経済学の入門書として最適。 ★★★★☆
一般均衡理論の叙述がやや手薄な気がするが、ゲーム理論や新厚生経済学の導入的部分が丁寧に叙述されており、学部レベルのミクロ経済学教科書としてはいまだに屈指のものとして評価可能である。

記号の不必要な多様が気になるが、ひとつひとつ解釈していくように、すなわち、音楽化が楽譜を読解するがごとく解釈を累積していけばよいと思う。