誰かを想うってこと
★★★★★
誰かを想うっていう気持ちと、それによって得るものと失うもの・・・
複雑な感情、想いを描いた作品です。
終盤から30巻にかけて、物語は大きく動きます。
ボーイズラブ。
★★★★☆
近頃は面白くなってきました。
一つ思うのは、良守って男色?
何だか友情を超えたものを感じてしまい、ボーイズラブじゃないか、と思ってしまいます。
「しぐま」はまああれでいいのかなあ。
無難ですね。
「人柱」って聞くと、どうしても「鋼の錬金術師」を思い出してしまうのは僕だけでしょうか。
扇本家の事情
★★★★★
扇七郎の乱入もありながら、良守の活躍により烏森は一応の平穏を取り戻した。しかし、総帥により引き起こされた裏会の混乱はまだ続く。そんな時、墨村家にある人物が訪ねてきて事態の急展開を導く。
これまでは烏森という土地に縛られた話だったけれど、扇本家の事情なども織り込まれ始め、舞台が少し広がってきている感じがする。
遂に
★★★★★
烏森の核心部分に話が入りましたね。
いつもながら面白いです。
非常に次の展開が気になります。
どうなるんでしょうねえ。
予知が現実となった。
★★★★★
烏森の一番の共鳴者である良守。
その世界の全てをひっくり返す力を受けないようにと、
「無想」を会得したのですが、七郎に傷つけられた氷浦を見て
暴走してしまいます。
「あの予言」がまさにその通りに現実となってしまいました。
ですが、多少の回避はできていたようで烏森の崩壊は防げました。
黒薄狐の時、火黒を倒した「白い絶界」の、もっと大きなものが烏森学園を包み込んだのです。
その中の世界は、良守の気に入らないものは全て消えて、守りたいものは守るものです。
瀕死の重傷を負った氷浦がその絶界の中で普通に動けていて、
閃曰く、「神の力」。まさにその通りでした。
1巻からのファンから見たら、大満足の☆5つです。
この先のストーリーがどうなるか、また次の巻が気になります。