Ruby入門: ブロックを習得するためのRuby入門 第二言語
価格: ¥0
本書をご購入する前に、「サンプル」「注意事項」「学習内容」を必ずご確認下さい。
本書は副読本です。まずはしっかり校正された市販の書籍、人気書籍で正しく学習する事が何より重要です。
内容
Rubyを浅く学習します。深く学習しません。
想定読者
Ruby#歴0年、Java歴1年以上のプログラマ
RubyをPC上にインストールした方で、「Hello World!!」まで環境構築が整った方
Javaと似た構文は、清々しいほど何も解説しません。
特徴
本書の仕上がりは次の通りです。
1、短時間で概観を把握できます。
2、ブロックを習得することができます。
一方、、、
1、深く学習しません
2、APIを紹介する書物ではありません
Javaプログラマの方で、Rubyを本格的に学習するか迷っている方、
好奇心でちょっとだけ見てみたい方に読んでほしいです。
本格的に学習する意思を固めている方は、他書を強くお奨めします。
本書対象外の読者
1、Rubyを深く知りたい方
2、Java歴1年未満の方
必要技術水準
1、新人研修の内容を完全に理解した方
2、又は、拙著不朽のJava哲学を完全に理解した方
習得する技術例
ブロックを理解する事が、Rubyの最初の課題だと思います。
ワークショップで、ブロックを利用したプログラムを作成します。
MyListクラスを作成し、ブロックを利用したメソッドを実装します。
仕様
#MyListをインスタンス化
list = MyList.new 1 , 2 , 3
#each()メソッドを実行
#出力[ 1 ][ 2 ][ 3 ]
list.each do | value |
puts value
end
MyListの作成
class MyList
def initialize ( *args )
@args = args
end
#【課題】each()メソッドを実装
def each
#【実装】 繰返文 と yield を利用
end
end
動作確認
Ruby ver 2.3
Windows7
参考サイト
公式サイト
┗ ドキュメント
┣ Rubyリファレンスマニュアル Ruby 2.3.0版
┣ 20分ではじめるRuby
┣ Ruby コアリファレンス (英語)
┗ 他言語からのRuby入門
主に『Rubyリファレンスマニュアル Ruby 2.3.0版』を参考にしました
注意事項1
拙著不朽のJava哲学で解説した用語は、既にご存知と考えて解説します。
例えば、以下の用語の説明はしません。
1、関数、引数、クラス、メソッド、フィールド
2、オブジェクト指向
3、継承
4、オーバーライド
おしなべて言うと、用語の説明をしている箇所は、皆無です。
注意事項2
意図的に次の学習項目は外します
1、protected修飾子
2、モジュール
注意事項3
コーティングスタイルは次の通りです。
1、メソッド呼び出し時、括弧は省略
2、メソッド定義では、引数の括弧を記述。引数がない場合は括弧を省略
3、ブロックを受け取る引数は省略
その他の注意事項
環境構築の解説はありません
rubyをインストールして、HelloWorldを表示するところまで環境構築を終えた方が対象読者です。
コーディングスタイルは考慮しません(省略できるものは、極力省略します)
標準出力は、putsを利用します
GUIの解説はありません
RubyのAPIを学習する書物ではありません
Rubyを解説するためにJavaのComparatorを例に挙げる箇所があります。
実用性のある例題ではありません
文字コードはUTF-8を利用します。Rubyファイルの1行目で文字コードを指定します。
但し紙面の関係上、掲載する例題は文字コードの記述を割愛します。文字コードの指定を補ってお読み下さい。
Fire HDX、Fire HD、Fire HDX 8.9、Kindle Voyageのプレビューツールで表示確認を行ないました(それ以外の端末でレビューしていません)
主な学習内容
基礎1
00 Hello_World
01 変数
02 演算子
03 演算子2
04 if文
05 case
06 繰返文
07 配列
08 Symbol
09 連想配列
10 関数
11 クラス
12 アクセス修飾子
13 クラス変数
14 継承
15 グローバル変数と定数
16 継承とアクセス修飾子
基礎2
00 演算子
01 多重代入
02 関数
03 特異クラスと特異メソッド
基礎3
00 ラムダ
01 ブロック
02 yield
03 ワークショップ
本書は、ブロックを習得するための書物と言えます。