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つづくオン・マイ・オウン―フルメタル・パニック! (富士見ファンタジア文庫)

価格: ¥546
カテゴリ: 文庫
ブランド: 富士見書房
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起承『転』結 ★★★★★
「もう無理だと思うよ」
宗介の近しい人物から語られるこの言葉が不吉な予言となります。
その言葉を放つ人物が長編に登場してきた軍人ではなく、騒がしい日常であった短編で宗介と接して来た人物であったことが殊更でした。

本編はまさに急展開。
アマルガムの大攻勢がミスリルだけでなく、日常までも蹂躙します。
かたや圧倒的な戦力差の戦いを強いられるメリダ島、かたや人質を取られた中たった一人で戦いに赴く東京。
これまでにない絶望的な戦いと幕切れとなります。

しかし、戻る場所も守る人も相棒さえも失った宗介の戦いはここで終わらない。
一人きりでも宗介の戦いはつづきます。
その先は続巻で。
北斗の拳を思い出した ★☆☆☆☆
最高に格好いい主人公に、自己犠牲ビッチをあてがうのは最悪に不愉快。ヒロインがクズだと読む気も失せる。この手の寝取られシチュエーションはもう二度と見たくない。
終わりの始まり ★★★★★
日常を飲み込み、全ては加速する。

ついに、敵が本格的に、動き出します。
平穏に過ごした街、そして、友さえも無事ではすまない。

宗介は、当然のごとく、かなめを守るため、戦います。
しかし、混乱の中、宗介との間に溝が生まれ始め…。
そして、敵の新兵器が宗介を死地に追い込む。

また、ミスリルも敵の攻撃に壊滅寸前、ダ・ナンも窮地に立たされます。

宗介は、かなめのいるべき日常を取り戻せるのか。

最後の宗介の決意は、感動モノです。
1人の読者としてのお願い ★★★★★
6年半も続いているフルメタルパニックが本作で一つの節目を迎え、宗介とかなめの状況は本書で一変します。そして、これまで時間をかけて築き上げた彼らの世界がほとんど全て崩壊してしまいます。また崩壊はこれまでパラレルワールドのように存在し、終始笑いに満ち平和の象徴でもあった短編の世界をも巻き込みます(本書ではあの林水も登場します)。

まさしく怒涛の展開で目が離せませんでした。圧巻です。

私は蓬莱学園短編を執筆していた頃から賀東招二のファンでした。当時賀東招二は無名でしたが、真剣に人々を楽しませようとする姿勢が好きで彼に関心を持ちました。そして私は彼の物語を読んで何度も笑い、怒り、そして感動してきました。その結果、私はもう10年近く賀東招二を応援し続けてきました。

10年近く賀東招二のファンをやってきた読者の1人として、今回もきっと賀東招二は物語を上手くハッピーエンドへと導いてくれると信じています。破滅を回避しようと死に物狂いで頑張っている人々を嘲笑うような結末、これまで築き上げた全てを崩壊させるような結末だけはフルメタル・パニックの世界ではやってほしくないです。

次巻以降、宗介たちがこの絶望的な状況をひっくり返すことを楽しみにしています。
おもしろい!だけど・・・ ★★★★★
他の方のレビューにもある通り「急展開」今回の巻の感想を一言で表すとこの一言になってしまいます。あとがきにもあったように、だらだらと長引かせて延命するような最近ありがちな展開にならなかったのでよかったのですが、シリアス展開突入なわけで、もうあのドタバタコメディな部分のフルメタは読めないでしょう。そこが唯一さびしいと感じました。