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中学生の正しい勉強法―ライバルは私立トップ校!

価格: ¥1,260
カテゴリ: 単行本
ブランド: 瀬谷出版
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【セブン-イレブンで24時間受取りOK・送料0円!】 著者/訳者名:和田秀樹/著 出版社名:瀬谷出版 発行年月:2007年11月 関連キーワード:チユウガクセイ ノ タダシイ ベンキヨウホウ ライバル ワ シリツ トツプコウ ダレデモ カナラズ ノビル ちゆうがくせい の ただしい べんきようほう らいばる わ しりつ とつぷこう だれでも かならず のびる、 セヤシユツパン チホウシヨウシユツパンリユ 4699 せやしゆつぱん ちほうしようしゆつぱんりゆ 4699、 セヤシユツパン チホウシヨウシユツパンリユ 4699 せやしゆつぱん ちほうしようしゆつぱんりゆ 4699 大学受験を目標にする「正しい戦術」。中高一貫校に負けない「正しい先取り学習」。だれでも必ず伸びる「正しいやり方」。 第1章 中学生の賢い勉強法-6年後に逆転するための“三つの条件”(大学受験を目標にした長期計画のすすめ「正しいやり方」で頑張れば、だれでも結果を出せる! ほか)第2章 英語の先取り学習法-スタート時
頭脳明晰だが実技科目に足を引っ張られる公立中学生向け ★★★☆☆
周知の通り、公立中学校から公立高校に進学する場合、合否判定において内申書の評定点が五割程度の比重を占めるのが一般的と考えられ、(もちろん、県によって違いはありますが)英数国理社の五教科でたとえオール5を取っていたとしても、実技科目や素行で失点を重ねていれば地域トップ公立校への進学は困難になる場合が多々あります。(東大にある程度の数の合格者を出すレベルの名門公立高校ともなれば、実技科目をも含めたオール5レベルの内申点が前提となるケースもあります。)

本書は、そのような学区で五教科オール5を維持しながら実技科目に足を引っ張られ、公立トップ校への進学を断念せざるを得ない中学生の救済のヒントとなる本であり、内申点をあげるために無理するよりも高校レベル英数の先取り学習をしましょう、という趣旨の本です。

ただし、公立中で五教科オール5レベルに達していない生徒さんの場合は、本書が指示するような高踏的な学習内容を自力で完全消化することはまず無理と思われます。(家庭教師や個別指導をつける場合はまた別です。)この点は誤解なきよう、必ず念頭に置いてください。さもないと、「大学受験準備を優先し高校受験では無理をせず二番手校に進学するつもりが、ペースを崩してそれも叶わなくなった」というような悲劇が十分に起こりえます。

もう一つ注意していただきたいことは、「実技科目や素行の内申点を改善してトップ校に進学することは、自分の場合、本当に不可能なのかどうか、あるいはその労力に見合わないほど極度に困難かつ無価値なのかどうか」冷静に判断してから行動すべきではないか、という点です。公立二番手校、三番手校とトップ校との差は、講師の授業レベル、周囲の生徒のモチベーション、将来のための人脈形成等といった点から見て、想像以上に大きい場合も当然ありえますし、実技科目の修練が大学受験科目にも間接的に好影響を及ぼす可能性も絶無ではありません。(個人的には、中学の実技科目レベルのことはできないよりもある程度できるようになったほうが、その後の人生において役立つ可能性がきわめて高いと思います。)

もちろん、公立トップ校合格がすでに確定的な内申点と学力を有し、かつ時間を持て余しているスーパー公立中学生の方は、本書で紹介されている参考書をバリバリ消化し、さらにその先へ向けて駆け出していくことに何の問題もありません。
できる公立中学生向け ★★★★☆
中学生を対象に体系的に勉強法を紹介している本は意外にも少ない。
やはり、テスト一発勝負の完全実力主義というものがあまりなく、
推薦入試の場合は定期テストなどの学校内テストの出来で
入試の結果がかなり決まってしまうのが大きいのだろう。

そんな中、この本である。
著者は高校受験を体験していないせいか、
あまり高校受験に関して詳しく書いていないようだ。
「受験勉強は役に立つ」という本を書いていながら
高校受験は大学受験にとってハンデになっているとさえ書いている。

やはり和田式勉強本らしく、フローチャートの出来は秀逸。
ただし一般の中学生がこのプランを実行するのはやや無理があるだろう。
このあたりはやや工夫が必要である。
その工夫のしかたについて例を挙げて説明したい。

(工夫その1)
高校生の範囲まで手をつける必要があるのは、都立の問題自校作成高か、
早慶などの難関私立などである。
それ以外の学校しか受けない場合、早めに中学の全範囲を終わらせて
あとは過去問演習にまわす。

(工夫その2)
中学3年間の範囲が1年で終わらない場合、
2年に伸ばして後は演習、という流れに切り替える。

(工夫その3)
チャート式の1〜3年を均等に4ヶ月ずつこなすのに無理がある場合、
「1年を3ヶ月、2年を4ヶ月、3年を5ヶ月」のように、
後の範囲をこなす時間を多めにとっておく。

おそらく、和田がこの本の読者として想定しているのは
Vもぎで偏差値60以上取れるレベルの中学生だろう。
それぐらいの生徒であれば有効に活用できる一冊。
参考になりました。 ★★★★★
 中高一貫校と普通の中学校では、高校の教育課程の進め方が違っていることがわかりました。中高一貫校では、中3の時期に高1の授業をはじめていました。それに追いつくためのメソッドが本書にはありました。大学受験を見据えたカリキュラムには数種類あり、私も息子のために遅ればせながら、今から開始しようと思います。
 かなり参考になりました。
大学受験を成功させるための長期学習計画の指南書 ★★★★★
大学受験関連書籍で有名な和田秀樹氏が、中学生の子供を持つ親に向けた『大学受験の指南書』です。高校受験の指南書ではありません。
公立中学に通う子供を持つ親の多くは、子供の進路を考えた際に高校受験を目標にしがちですが、偏差値の高い高校に入ることよりも、偏差値の高い有名大学に入る方が圧倒的に価値が高く、そのための学習を時間にゆとりのある中学生のうちから始めておいた方が良いという大胆な発想を展開する一冊です。

一般的な公立中学では、中学の範囲を3年かけて学び、高校受験を経て、高校進学後に高校の範囲を3年かけて学びます。
一方、灘高校などの私立中高一貫校のカリキュラム(6年)では、学習範囲の狭い中学の内容に1年かけ、学習範囲の広い高校の内容に4年かけ、最後の1年は受験対策を行うことで、大学受験までに余裕をもって学習出来るため、有名大学や難関学部学科への進学率が高いそうです。
したがって、大学受験を目標にした場合、早い段階から私立中高一貫校のカリキュラムを自宅学習に取り入れ、学習範囲の広い高校の内容(数学と英語)を先取りすることで、中高一貫校と同じく有利な立場で大学受験に挑むことが出来るようになると指南しています。

高校の内容を先取りといっても、子供にいきなり難しいことを詰め込むわけではありません。
まずは判定テストを用いて現在の習熟レベルを知り、場合によっては小学校高学年レベルまで戻って再度学習を行い、それから中学レベル、高校レベルへと徐々にステップアップしていく、基礎学力を重視する学習方法です。
和田氏は『分からなくなった地点まで戻り、基礎を固め直す』ことの重要性を訴えています。
各自の習熟レベルや学習の開始時期に合わせてさまざまな学習プランを提案し、進度に合った参考書とその使用方法を惜しげもなく紹介されている点には、目からうろこがこぼれました。
公立中学に通う子供を持つ親御さんで、特に「高校受験は中学3年生になってからで十分」とお考えの方や、現役公立中学生にお勧めの一冊です。大学受験勉強をはじめる時期は早ければ早いほど有利です。

なお、余談ではありますが、早速、本書を参考に、週に2回、公立中学1年生の甥っ子に勉強を教え始めました。
実際に勉強を教え始めてから気付いたのですが、学習習慣のない子供の場合、本書で紹介されている学習法をいきなりさせるのはやや難しいです。
また、小学校の復習用として紹介されている『学ぼう!算数 高学年用 上』などは、xが出てきたりと参考書の範囲が、これまでに甥っ子が小学校で習ってきた範囲を超えており、少し難しいので、特に最初のうちはわからない部分を一緒になって考えたり、うまくモチベーションを保てるよう配慮してくれる親(または先生)が必要でしょう。