まお勧めの5巻。今回のパッケージは宮子さんです。宮子さんがひだまりで1番好きなキャラなのでこのパッケージはかなり嬉しいです。
この巻では9話も良いですが，特に10話のひだまりパレットが完成度高いです。基本的に原作通りのストーリーなのですが，途中から上手に発展させていまして，宮子さん以外の部屋のエピソードが見られます。この話は半分オリジナルなのですが，原作とまったく違和感なく安心して鑑賞することができます。特になずな氏の部分の演出はいつ見ても凄い和みます。もうゆのっちと完全に姉妹ですね。あと沙英さん，もう完全にお父さんの背中です。あと途中にある大家さんが面白すぎです。（笑）
この巻まで絵と話のクオリティが高水準で保たれています。ひだまりスケッチファンなら×☆☆☆は間違いなく買いですが，ひだまりを知らない方でも是非1度鑑賞して頂きたいです。
あと特典CDが面白い。個人的にこの巻のドラマCDが1番お気に入り。宮子さんはやはり無敵です。入試で風邪を引いていたのが信じられません。（笑）
ひだまりの魅力を十二分に引き出している×☆☆☆シリーズを作製しているシャフトさんは本当に良い仕事しています。

原作のある作品がアニメ化される場合は、原作通りの話とアニメオリジナルの話があります。

原作準拠の話は安定しますが、アニメオリジナルはどうしても当たり外れのある話になってしまいます。

この巻に収録されている「ひだまりパレット」というお話は、アニメ三期であるひだまりスケッチ×☆☆☆の中で私が一番良い話だと思っています。
このお話は基本的に原作準拠なのですが、原作では語られなかった部分をアニメでは大きくクローズアップしています。

原作通りのアニメ化も確かに良いのですが、こういう原作を補完するような所を表現してくれると
原作ファンとしてもアニメファンとしても楽しめて嬉しかったです。

同巻に収録のアニメオリジナルの「三年生と一年生」も原作で語られていない部分のお話ですし、内容も楽しいので私は気に入っております。

・・・というわけで、ひだまりスケッチはどの巻もオススメなのですが、この５巻は特にオススメいたします。