読んでみた、率直な感想は『確かに書いてある通りですが、
現実は、そうはいかないよね』というものでした。

伝え方を工夫すれば、相手への印象は変わるかもしれないが
それにより、作者が書かれているような劇的な成功は、
あり得ないだろう。
私が買ったのは、発売後一年以上過ぎた後なので、
書かれている『WIN-WIN』という考え方、言葉そのものが
死語になっている今、自分の中で、『理想はそうだけどさぁ』とか
『昔はそうだったよね』と、ツッコミを入れながら読むのは
おもしろいかも知れません。

上記の様に、仕事上は全く使えませんが、損得のない友人関係や
単純な恋人関係においては、結構役に立つだろうと思うので
星3つ。

ビジネス書なら、もう少し現実を考えた内容にして欲しかった。
恐らく、本書が著された時代は既に
商品力、競争力のないものが、言い方、伝え方を変えて売れる
時代、世の中ではないのではなかろうか？

手軽な上、短期間で効果が期待できる。

対象となるのは、新入社員から、ベテラン。
基礎的から応用までカバーする営業トークの「玉手箱」です。
特に巻末２１０ページからの場面別トーク集は、社外での営業はもちろん
社内スタッフのコミュニケーションにも使える。
「面と向かって、どうやって叱る」のか？
また「初めての商談をどう切り出すか」などに、そのまま使える
実践版です。
営業のつらさが減ってゆきます。