内容がネガティブすぎて残念といったレビューがあるけど個人的にはそう思わない
「始め良ければ、終わりが悪い」
「始め悪ければ、終わりはもっと悪い」
どちらにしろ悪いんかーい！っとツッコミながら楽しんで読んでいたけど
このパターンがずっと続くと流石に飽きた（笑）

もっと違うパターンがあればよかったのに、、

確かに英語教材としては優れているかもしれない。
しかし、マーフィの法則を「イメージすれば実現する」というポジティブな捕らえ方をしている
私のようなお気楽ポンチには残念な内容。
この内容で覚えた英語を使う自分をイメージするだけで落ち込みそう。
100回も繰り返し聴いたり言ったりするのには抵抗を感じる例文ばかり。
確かにビジネスの現場では使える英語かもしれないが、マーフィの良いところが活かされていない。
シニカル・ネガティブ・そして教訓的と3拍子揃った暗い教本でプレゼントにはオススメできない。

以前もこの作者の本は何冊か購入しましたが、今回のマーフィーの法則は毎日音読をする価値がある。anything ,nothing something, everythingの感覚がしっかり身に付きます。100回から200回音読すると、英文の波に乗れます。

本書は"英語耳シリーズ"として刊行されていますが、他の英語耳の本とは独立して利用することができるように配慮されています。本書の前半(理論編)で"英語耳"の理屈と鍛え方を解説し、本書の後半(実践編)ではMurphy's law(1991年版)から英会話練習に適すると著者が判断した約半数の例にとって「実際にどう発音するのか」を解説しています。(リエゾンなどの発音上の注意事項、発音に要する秒数、英文の和訳)　また付録ＣＤには実践編に収録した英文の音声(男声・女声、ナチュラル・スピード)が収録されています。(全３４トラック、約７０分。アメリカ人ナレーターの発音だけあって、明瞭かつ自然な発音で聞きとりやすいです) この英語発音どおりにスラスラ発音できるようになることが本書の目標となります。(聴いて理解できるレベルからの脱却ですから、確かに修練が必要ですね) 英語中級レベル以上を自認する方であれば、本書を楽しみながら取り組めることでしょう。

"Good judgment comes from bad experience. Experience comes from bad judgment." こういうウィットにとんだ内容(知的なユーモア)をサラッと英語でも言えるようになると、英語プレゼンの場で十分自信を持って臨めるようになることでしょう。本評者は科学技術関係の会合で話す機会がありますので、プレゼン・ネタ(話の"つかみ"＆"オチ")のストックとして活用させて頂きます。(iPodにも入れました。これで出先でも復習できます。発表前日のホテルでも。(^-^))
本書に収録されたMurphy's Lawでは飽き足らないという読者は「21世紀版 マーフィーの法則」もどうぞ。

暗唱用の英語本は数多くあります。
ただ、日常会話やビジネス英会話初級の本をのぞくと、中級以降は文法や語彙の強化のために作られた文が中心で、実際にそのまま使えることなんて全然ないものがほとんどだと思います。
これは違います。使えます。なんといっても、あのマーフィーの法則ですから。
まだ買ったばかりですが、これから暗唱したおして、英会話中にどんどん使っていきたいです。
そのときの相手の顔も楽しみです。