サッカーをする人、見る人、全てのサッカー好きへ。
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講談社から発売されている、Jリーグを舞台にした作品です。
低迷するチームに招かれた新監督によって変わっていくチームが、作者のあり余る熱意をもって描かれています。
本巻では、開幕から連敗を続けるチームと、強豪チームである名古屋との激闘が描かれます。個と個の対決でもあり、組織と組織との対決でもあるサッカーを、試合を熱くそして巧みに描ききった本巻は、全てのサッカー好きにお薦めすることができます。皆さまも、ぜひこの作品を手にとってみてください。
また、サッカーをプレイしたことのある人なら、きっと本巻の椿選手の感覚に大きく頷くことができるはずだと思います。試合に集中することによって入っていくことができるあの感覚。別に覚醒するわけじゃない、だから次の試合では訪れないかもしれない、けれどプレイヤーの心を捕らえて離さないあの感覚を、この作品は見事に書いています。3巻で村越選手も感じていたであろうあの感覚を見事に描くこの作品が、わたしは大好きです。
サッカー愛を感じる漫画。
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知り合いに勧められて読んでみましたが、面白いです。
著者及び作者ともに、サッカーが好きなんだろうなぁ、
というのがひしひしと伝わってきます。
サッカー漫画にありがちな、現実的にはありえない曲芸
テクニックや、スポーツ漫画にありがちなしらける
お涙頂戴シーンがなく、極めて現実的、リアルな視点で
クラブ、ファン、フロント、そしてサッカーそのものを
描いているところが好感度が高く、そして登場人物たちが、
現状を打破しよう、自分から変わっていこう、前を向いて
進んでいこう、という姿勢が、読んでいて気持ちいいです。
サッカーが好きな人はぜひ読んでほしい、スポーツが好きな
方も読んでもらいたい、おすすめです!
因縁の名古屋決戦
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第4巻でイントロが描かれた続きの因縁の名古屋決戦。そして達海の日本における最初の
ジャイアントキリングが描かれる今巻は、全編を通して試合そのものが描かれている。
達海の試合の読み方、ETU選手達の対応、対する名古屋のブラジル人トリオを中心とした
果敢な攻めが臨場感を持って迫ってくる。特にETUを二部に落とした名古屋監督への
各選手・フロント・サポーターの対抗心がストーリーの底部に流れる中、試合は進む。
特にカルロスが上がった瞬間の達海の表情は、鳥肌が立つ程で、勝負師として、監督として
試合の流れが変わった瞬間を読み取り、選手を鼓舞するように立ち上がるその様は非常に
迫力があった。
この後のETUの成長が楽しみである♪。
サッカーファンは読もう!
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覚醒した椿がドリブルで疾走するシーンなどはまさにマンガとサッカーが
融合した名シーンだと思う。
すべてのサッカーファンに勧めたいが、特にJを見ている人は必読。
自分が応援しているチームに同化させて読むことができますよ
文句なく面白い
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実はモーニング誌でこの名古屋戦から読み出したのだが、途中からだったので誰が主人公でどのチームの話かも分からなかった。それでも面白い。名古屋の日本人FWを主人公と思って読んでいたのだが十分楽しめる。実にリアルだ。1巻から読み直すと面白さが倍増した。
代表だけがサッカーじゃない!!
必殺シュートがサッカー漫画じゃない!!
等身大、サポーター目線のサッカーがここにある。